足利市の公式HP(ホームページ)で紹介されている「足利七福神めぐりモデルコース」を散策します。
行程は、8.08km(太平記館起点)徒歩3時間15分です。(参拝時間:各社寺10分)
まずは、みなさんの声は ?
「事前に、もう少し詳しい見どころが知りたい」
「徒歩で行くのは、トイレが心配」・・・。
そんな、率直で現実的な御意見に、少しでも、お役に立てたら幸いです。
目次
【足利七福神めぐり:スタンプラリー2024】
2024年も(一社)足利市観光協会主催による足利七福神めぐり:スタンプラリーが始まりました。
新春に心を込めてご参拝 スタンプを集めて心のこもったプレゼント ご朱印めぐりもご一緒に社寺では、まず心を込めてお参りを!
『足利七福神めぐりスタンプラリー2024』台紙より
毎年、大好評! 楽しくて心温まるスタンプラリーです。
開催期間 | 令和6年(2024)1月5日(金)~1月28日(日) |
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参加方法 | 1 スタンプラリーの台紙を入手 配布場所:太平記館、足利観光交流館「あし・ナビ」(足利市駅内)
* 七福神社寺にも、若干用意があります。(一人1枚:多くの方々に御参加いただくため) * 台紙は下記HPからダウンロードできます。 2 七福神社寺をめぐり、心を込めてお詣(参)りを! 3 境内にある七福神スタンプを台紙に押印! 4 七福神すべてのスタンプを集めたら、太平記館スタッフに台紙を提示しましょう。 5 応募券をもらい必要事項を記入のうえ応募箱に投函します。「オリジナル記念カード」が進呈されます。 6 抽選で、7名:「金の福袋」(足利の名産品等)13名:七福神社寺直筆特別色紙がプレゼントされます。 |
応募締切 | 令和6年(2024)1月31日(水)まで |
注意事項 | 鑁阿寺(ばんなじ)のみスタンプ押印:100円 |
備 考 | *台紙に掲載されている社寺が対象です。
当ブログ内の記事には、対象外の施設等も含まれていますので |
【足利七福神めぐり:サマリー】
足利市観光協会の『足利七福神めぐり』では、足利市内18の社寺が紹介されています。
<足利七福神めぐり:モデル4コース>
① 「徒歩コース」(足利市HPで紹介のモデルコース:約3時間)
2 「自転車コース」(西の足利七福神めぐり:約5時間)
3 「自転車コース」(東の足利七福神めぐり:約4時間)
4 「徒歩と自動車コース」(旧跡の散策も!:約1日)
出典・引用:一般社団法人 足利市観光協会『足利七福神めぐり』より
[一般社団法人 足利市観光協会] 〒326-0053 栃木県足利市伊勢町3丁目6-4
TEL:0284-43-3000 FAX:0284-43-3333
上記の1~4コースの社寺は、七福神を効率よくめぐるために、コースが設定されており、各コース間で重複する社寺があります。
重複する内容を極力削減するため、1「徒歩コース」の7社寺(心通院、本城厳島神社、長林寺、西宮神社、常念寺、福巌寺、鑁阿寺)を基準として詳細を御案内しています。
そのため、1「徒歩コース」の7社寺が、他のコースで頻繁に登場しますが、そのコース内での御案内は簡素化し、新たに登場した社寺を中心に詳細を記述しています。
各社寺の概要(一覧表:まとめ記事)は、
足利七福神めぐり4コース:19社寺「鑁阿寺」から「長尾弁財天」を御覧ください。
本稿の御案内は、① 「徒歩コース」です。
* 行程表(起点:太平記館)
⓪ 太平記館 ⇒ ① 心通院 ⇒ ② 本城厳島神社 ③ 長林寺 ⇒ ④ 西宮神社 ⇒ ⑤ 常念寺 ⇒ ⑥ 福巌寺 ⇒ ⑦ 鑁阿寺 ⇒ ⓪ 太平記館
順路 | 場 所 | 七福神名 (距離・時間) |
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太平記館 | スタート | |
↓ | 1.8km・24分 | |
① | 心通院 | 寿老人 |
↓ | 400m・5分 | |
② | 本城厳島神社 | 明石弁天 |
↓ | 2km・30分 | |
③ | 長林寺 | 福禄寿 |
↓ | 700m・10分 | |
④ | 西宮神社 | 恵比寿神 |
↓ | 1km・13分 | |
⑤ | 常念寺 | 毘沙門天 |
↓ | 230m・4分 | |
⑥ | 福厳寺 | 布袋尊 |
↓ | 1.5km・19分 | |
⑦ | 鑁阿寺 | 大黒天 |
↓ | 350m・5分 | |
太平記館 | ゴール |
<コース途中最寄りのトイレ>
* 各社寺境内トイレを除きます。
太平記館 ⇒ 蔵王様前 ⇒ 足利市役所 ⇒ 織姫観光駐車場 ⇔ 足利公園
⇒ 友愛会館 ⇒ 足利まちなか遊学館 ⇒ 太平記館
足利七福神めぐり 起点:【太平記館】
「多機能トイレ」は、レジを右手側にして進み、突き当たりにあります。
お土産販売コーナー
所在地:足利市伊勢町3-6-4
電 話:0284-43-3000
営業時間:9:00~17:00
休業:12月29日~12月31日
商 品:和菓子、洋菓子、スイーツ、ファンシーグッズ等
ランチ:~1000円
レンタサイクル:3時間400円、1日1200円(電動あり)
レンタサイクル利用の詳細は、
渡良瀬橋ブログ「資料集」自然いっぱいコーナー!
2 【足利 レンタサイクル利用規約】を御覧ください
<太平記館までのルート>は、
足利市駅から行く「太平記館」と「足利学校」を御覧ください。
<JR足利駅からのルート>は、
「渡良瀬橋」車椅子や徒歩で安全に楽しむルートを画像で紹介
【JR足利駅】●⑴北口から「渡良瀬橋・歌碑」ルートを御覧ください。
足利七福神めぐり:①【心通院】
足利七福神 寿老人 心通院(しんつういん)
当寺は、永禄9年(1566)足利長尾五代目政長が、両親 憲長夫妻 菩提のため創建されました。
昭和38年 鉄筋立て八角形の本堂を再建しました。
釈迦牟尼仏をご本尊とし、「己を無にして、他のために尽くす」<利他行>に
生きる感謝報恩合掌の生活を教えとしています。ここに、海運、福寿、智恵の寿老人が祀られ、安産子育延命地蔵菩薩、ぼけ除け観音菩薩とともに、霊験あらたかなため、延命長寿、海運厄除け、家内安全等を願い、広く信仰されています。
境内 由緒書 より 抜粋
<心通院:基本情報>
正式名称 | 大圓山 心通院 (だいえんざん しんつういん) |
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七福神 | 寿老人<長寿・富貴・招福> |
宗 派 | 曹洞宗 |
創 建 | 永禄9年(1566) |
開 山 | 学英宗益和尚 |
開 基 | 長尾政長 |
本 尊 | 釈迦如来 |
本 山 | 永平寺 總持寺 |
所在地 | 〒326-0808 足利市本城一丁目1742 |
電 話 | 0284-41-3202 |
アクセス・太平記館から | 1.8km 徒歩24分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車8分 徒歩30分 東武足利市駅:車10分 徒歩30分 北関東自動車道 足利IC:車15分 |
(駐車場) | あり(無料) |
特記事項 | 御朱印は発行していません。 |
<心通院:地蔵尊>
<心通院:参拝スタンプ>
スタンプは、休憩所前に設置されています。
御朱印は、授与されていません。(2023.1.現在)
にこやかな微笑みをたたえ、手には巻物をくくり付けた杖、鹿を従えた姿で知られています。
巻物は、人名の長寿をしるし、鹿は長寿を司る使者とされています。
延命長寿、福徳円満の神とされています。
<心通院:山門までのルート>
私事ですが、心通院は、私の母親の実家の菩提寺です。
幼少の時は、母に連れられてよく来ていたのですが、寺の周囲が、あまりにも発展していたので迷ってしまいました。
ややもすると、私のように、通り過ぎてしまいそうな道ですので、少し詳しく御案内しますね。
最も、わかりやすい道順は、鑁阿寺(ばんなじ)北門の道を北に、ひたすら進むルートです。
植え込みのある石畳の道を1.15km直進します。
(県道208号線:飛駒足利線)手押しの信号機を左折(西)します。
手押しの信号機を左折して進むと、心通院入り口と本城保育園の道標があります。
道なりに、40mほど進むと心通院山門があります。
<心通院:境内>
山門を通ると、左手側に鐘楼があります。
そして、山門の左脇の休憩所入り口に、七福神巡りのスタンプが用意されています。
歴史的偉人の墓所を示す看板「足利長尾氏の墓所」など、市指定重要史跡があります。
長尾氏の墓所は、心通院墓所の最上部にありました。
墓所から街並を一望できます。
寿老人が祀られています。
足利七福神めぐり:②【本城厳島神社】
本城厳島神社:社殿
足利七福神 (明石弁天 美人弁天)
寛政5年(1793)の建立で、明治維新前は、「明石弁天祀」といわれていました。
昔、この里に清い水が湧く泉があったので、水にゆかりの深い神として、奉祀したと
伝えられています。境内にある「美人弁天」は、厳島神社の御祭神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の分身です。
奉祀:神仏・祖霊などをおまつり申しあげること。
<本城厳島神社:基本情報>
正式名称 | 本城厳島神社 (ほんじょう いつくしまじんじゃ) |
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七福神 | 明石弁天<福徳財宝・家内和合> |
所在地 | 〒326-0808 足利市本城二丁目1805 |
電話 | 0284-42-0525(本城厳島神社) 0284-41-1382(美人弁天事務所) |
アクセス・心通院から | 400m 徒歩5分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車5分 徒歩25分 東武足利市駅:車5分 徒歩25分 北関東自動車道 足利IC:車10分 |
(駐車場) | あり(無料) |
突起事項 | 「六角の宮」開扉日:第1・3日曜日 |
<美人証明書>
「美人証明書」は、本城厳島神社「美人弁天」で発行される「美人」を証明するお守りです。(有料)
「美人弁天」にとっての「美人」とは、外見的な美しさではなく、全ての女性が持つ、
「女性の心のやさしさ」を守り、証明するもの、だそうです。(安心しました)
<御朱印>
開扉日は、毎月第1・3日曜日で、開扉日以外は、「カー&サイクルタナカ」:本城二丁目
「お菓子のロア朝倉総本店」:朝倉町で発行されます。
<明石弁天:参詣スタンプ>
<美人弁財天>
弁財天は、七福神の中で唯一の女神です。
元は、インドの水の神と崇拝されていましたが、川のせせらぎが奏でる音色から、音楽の女神とも呼ばれています。
そのため、広く技芸、文芸などの才能をもたらす神となりました。現在は、福徳財宝を授ける神としても信仰されています。
<なで弁天と水かけ弁天>
なでで厄災を消します。
水を掛けて厄災を流します。
<柳原用水:逆さ川>
通称「さかさ川」と呼ばれている柳原用水です。
明石弁財天の前を流れる「柳原用水」は、標高の低い地点から、高い方向へ流れており、
足利の七不思議の一つになっています。
ちなみに、足利地方を流れる川の方角は、北から南に、西から東へというのが普通です。
柳原用水は、南から北に、ましてや山の方向に向かって流れています。
そんなことから、「さかさ川」と呼ばれるようになりました。
この柳原用水は、水田開発などに大きな貢献を果たしてきました。
昔、江戸時代の初期、足利地方六か村(山下、五十部、今福、五箇、助戸、江川)の灌漑用水として
寛永6年(1629)に、松田川から水が引かれました。
この際、蓮台寺のお堀を開き、北の方向に逆流させるように施工した人工の用水となりました。
* 蓮台寺:現在の足利公園にあったお寺。
* 五箇:江戸時代から明治初年頃までの足利は、五箇郷、五箇村と呼ばれていた。
* 柳原用水:昔、蓮台寺掘、五箇用水とも。
足利七福神めぐり: ③【西宮 長林寺】
足利七福神 (福禄寿尊)
長林寺は、室町時代の文安5年(1448)足利長尾氏の初代影人の創建によるもので、
大見禅竜禅師が開山し、長雲寺と称しました。のちの享徳2年(1453)竜沢山長林寺と現在の名に改めました。
長尾氏代々の菩提寺となり、寺運も隆盛しましたが、戦国時代末期、小田原北条家に付いた足利長尾氏は、小田原の陣で、北条家没落と命運を共にしました。
そのため、長林寺も一時衰微しますが、元和元年(1615)に再建され、さらに元禄年間(1688~1704)に別格地となり、明治維新まで多くの僧侶の道場となりました。
長林寺由緒書より、一部引用
朝雲寺:勧農城(岩井山)の麓(ふもと)にありました。
岩井山については、
「渡良瀬橋」と「渡良瀬川」に架かる12の橋
14 渡良瀬川に架からない【岩井橋】の神社を御覧ください。
<西宮 長林寺:基本情報>
正式名称 | 大祥山長林寺 (だいしょうざんちょうりんじ) |
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七福神 | 福録寿尊<幸福・富貴・長寿> |
宗 派 | 曹洞宗 |
創 建 | 文安5年(1448) |
開 山 | 大見禅龍禅師 |
開 基 | 長尾影人 |
本 尊 | 聖観世音菩薩 |
本 山 | 永平寺 總持寺 |
所在地 | 〒326-0817 足利市西宮町2884 |
電 話 | 0284-21-5636 |
アクセス・本城厳島神社から | 2km 徒歩30分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車5分 徒歩15分 東武足利市駅:車5分 徒歩15分 北関東自動車道 足利IC:15分 東北自動車道佐野藤岡IC:50分 |
(駐車場) | 数台あり(無料) |
<西宮 長林寺:御朱印>
<西宮 長林寺:参拝スタンプ>
福録寿尊のお堂の前に、設置されています。
長い頭、長いあごひげ、大きな耳たぶを持ち、年齢は、数千歳と言われています。
鴨を伴い経巻(きょうかん)を結んだ杖をついているのが特徴です。
幸福と富貴、長寿を兼ね備えた招徳人望の神とされています。
<西宮 長林寺:境内>
お堂の右側に、参拝スタンプがあります。
本堂前にある仏足石です。
仏足石は、お釈迦さまの足跡の彫刻で、釈迦如来を象徴的に表現したものです。
足に手を触れ、親しくお詣りください。仏足石の碑文 より
長林寺山門前のスイレン池です。
秋には木々の紅葉と、スイレン・・・、とても落ち着いた雰囲気が味わえます。
西宮 長林寺の関連記事は、
足利三十三観音霊場巡り:①鶏足寺~㉝鑁阿寺<完全解説>
<⑨ 西宮 長林寺:間近に見られる大日如来坐像>を御覧ください。
足利七福神めぐり: ④【西宮神社】
西宮神社:参道
西宮神社は、慶長8年(1603)代官小林重郎左衛門が、摂津国(兵庫県)の
西宮神社を勧請し、創建しました毎年11月19日~20日に行われる「恵比寿講」の際には、開運や商売繁盛を願う人々で賑わいます。
勧請(かんせい):神仏の分身・分霊を他の地に移して祀ること。
<西宮神社:基本情報>
正式名称 | 西宮神社 (にしのみやじんじゃ) |
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七福神 | 恵比寿神<商売繁盛・財福清康> |
所在地 | 〒326-0817 足利市西宮町2931 |
電話 | 0284-21-6790 |
アクセス・長林寺から | 700m 徒歩10分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車7分 徒歩28分 東武足利市駅:車5分 徒歩28分 北関東自動車道 足利IC:15分 東北自動車道佐野藤岡IC:50分 |
(駐車場) | あり(無料)恵比寿講:臨時駐車場 |
<西宮神社:御朱印・御札>
西宮神社:恵比須講の御札・御朱印
祭りの日は、宮司さんが御朱印帳に記入してくれます。
また、由緒書は、太平記館にも用意されています。
<西宮神社:参拝スタンプ>
スタンプは、石段左側にある社務所の前に
七福神の中で、唯一日本出身の神です。
人々に福と安全を授ける守護神、商売繁盛や漁業、除災招福の神として、
信仰と人気を集めています。
ふくよかな笑顔(えびす顔)が特徴です。
恵比寿講:ポスター
秋季大祭の恵比寿請では、神楽が奉納されます。
本殿の裏には、稲荷神社、秋葉神社、神名宮、八坂神社、山神社などの末社・摂社があります。
摂社・末社:本社に付属し、主祭神と縁故の深い神を祀った神社。
摂社は、本社と末社の間に位し、本社の境内にあるものを境内摂社・末社といいます。
<西宮神社:恵比須講の屋台>
足利七福神めぐり: ⑤【常念寺】
須弥壇の中央奥に、御本尊の阿弥陀如来坐像が安置されており、前方はタイの仏像が鎮座しています。
常念寺は、平安末期、康治2年(1143)の創建と伝えられ、時宗の宗祖 一遍上人の法孫遊行中、荒廃した寺の再建に尽力されました。
本堂は、昭和61年に新築され、布教活動の場として面目を一新しました。
すぐれた仏像の中に、仏法護持の毘沙門天が、威風堂々のお姿で祀られ、足利市内の反映を守護しています。
財宝福徳、子孫繁栄を授け、北門の守り神です。
本堂の厨子には、素戔嗚尊(すさののみこと)、稲田姫命(くしなだひめみこ)御神像二体があります。
スリランカの仏舎利奉安の寺です。
毎年、8月16日 大施餓鬼を厳修します。
施餓鬼(せがき):餓鬼道で苦しむ衆生に、食事を施して供養することで、特定の先祖への供養でなく、広く一切の諸精霊に対して修されます。
<常念寺:基本情報>
正式名称 | 称名山 供教院 常念寺 (じょうねんじ) |
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七福神 | 毘沙門天<除災招福・心願成就> |
宗 派 | 時宗 |
創 建 | 康治2年(1143) |
本 尊 | 阿弥陀如来 |
本 山 | 清浄光寺(遊行寺) |
所在地 | 〒326-0814 足利市通七丁目3094 |
電 話 | 0284-21-2016 |
アクセス・西宮神社から | 1km 徒歩13分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車5分 徒歩23分 東武足利市駅:車5分 徒歩24分 北関東自動車道 足利IC:15分 北関東自動車道 太田桐生IC:20分 東北自動車道 佐野藤岡IC:50分 |
(駐車場) | あり(無料) |
<常念寺:毘沙門天>
<常念寺:御朱印>
<常念寺:参拝スタンプ>
参拝スタンプは、本堂入り口にあります。
四天王の一仏で、別名「多聞天」とも呼ばれ、甲胃を身に着け、武将の姿で勇ましい顔を
しています。
除災招福・心願成就の神とされ、江戸時代以降は、勝負事にも、ご利益ありと崇められています。
参拝スタンプとスイッチ
スタンプの隣に、押しボタンがあり、ボタンを押すと、本堂内の祭壇に灯りが点ります。
<常念寺:本堂内の諸仏>
常念寺は保育園を設けており、お釈迦様の誕生を祝う仏教の行事である「花祭り」(4月8日)が行われています。
* 「花祭り」:灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)、浴仏会(よくぶつえ)とも。
<常念寺:境内>
常念寺のすぐ西隣には、これから参拝する福厳寺の子安観世音菩薩が安置されています。
福厳寺本堂は、ここから離れたところにありますので、よろしかったら、子安観世音菩薩を最初に参拝するとよいでしょう。
常念寺の関連記事は、
足利逆さ川散歩コース:法楽寺、樹覚寺など15名所の御案内
6 足利逆さ川散歩コース:④ 常念寺を御覧ください。
足利七福神めぐり: ⑥【福厳寺】
福厳寺石塔の隣に立てられた道標です。
福厳寺は、森高千里さんの歌『渡良瀬橋』の歌詞に登場する「八雲神社」の近くにあります。
福厳寺の寺伝によれば、伊豆走場山般若寺の僧「理真」(りしん:足利義兼が帰依していた高僧)により開山されました。
源平合戦に活躍した、足利義兼の妻「時子」が懐妊の折、姉の「政子」の依頼により、理真が足利に来て、当福厳寺で男子変成の祈祷(きとう)をしたと伝えられます。
境内に子安観音があります。
男子変成:変成男子(へんじょうなんし)によります。
福厳寺の本尊 釈迦如来坐像は、15世紀ごろ(室町時代)の作です。
法量は、像高:52.5cm、膝張り:40.2cm、坐奥:37.3cm、光背総高:93.5cmです。
釈迦如来坐像は、本堂中央の須弥壇(しゅみだん)上に座しています。本体は檜材寄木造り、表面黒漆塗りで、眼には玉顔が入れられています。
足利市教育委員会 より抜粋
<福厳寺 基本情報>
正式名称 | 多宝山 福厳寺 (ふくごんじ) |
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七福神 | 布袋尊<福徳円満・家内安全> |
宗 派 | 臨済宗 建長寺派 |
創 建 | 永寿元年(1182)、康永2年(1343)に 臨済宗建長寺派となる。 |
開 基 | 藤姓足利又太郎忠綱 |
開 山 | 理真上人(後世、実堂権禅師を開山として 臨済宗建長寺派となる) |
本 尊 | 釈迦如来 |
本 山 | 建長寺(鎌倉) |
所在地 | 〒326-0816 足利市緑町一丁目3270 |
電 話 | 0284-21-6990 |
アクセス・常念寺から | 230m 徒歩4分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車5分 徒歩25分 東武足利市駅:車7分 徒歩20分 北関東自動車道 足利IC:15分 北関東自動車道 太田桐生IC:15分 東北自動車道 佐野藤岡IC:50分 |
(駐車場) | あり(無料) |
<福厳寺:布袋尊>
<福厳寺:御朱印>
<福厳寺:参拝スタンプ>
スタンプは、本堂の中にあります。
布袋尊は、他の6人の神と異なり、ただ一人、中国・唐の時代に実存した僧侶です。
おおらかな笑顔、何もこだわらない楽天的な生き方が、当時の禅僧をはじめ、人々に
「至福」の象徴と受け入れられたそうです。
笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰されています。
参拝スタンプが置かれた本堂
布袋尊スタンプは、本堂の須弥壇の隣の部屋に用意されていました。
参拝者に対する、あまりにも丁寧なお心遣いに、言葉にならないほど、感激しました。
<福厳寺:境内>
延命セキ地蔵尊をとり囲むように、小さな諸仏が数多く安置されています。
それぞれが魅力的な諸仏ですが、いつも筆者の目にとまるのは、色鮮やかな仏画です。
<福厳寺:子安観世音菩薩>
常念寺の西隣には、子安観世音菩薩堂があります。
福厳寺の関連記事は、
足利三十三観音霊場巡り:①鶏足寺~㉝鑁阿寺<完全解説>
<⑧ 福厳寺:義兼公と時子姫の持仏と伝わる観音様>を御覧ください。
足利七福神めぐり: ⑦【鑁阿寺】
鑁阿寺は、鎌倉時代、建久7年(1196)に、足利義兼によって建立された真言宗大日派の
本山です。山号は、金剛山。本尊は、大日如来です。(源氏、足利氏の守り本尊)
約4万平方メートルに及ぶ敷地は、元々、足利氏の館(やかた)であり、現在でも、四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされています。
平安時代後期による、武士の館の面影が残されており、「史跡 足利氏宅跡」として、国の史跡に指定されました。(大正10年3月指定、現在「日本の名城百選」になる)
寺院としては、鎌倉時代初期、建久7年(1196)源姓足利氏二代目の足利義兼(よしかね)が発心得度し、邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとされます。
義兼の死後、三代目の義氏(よしうじ)が堂塔伽藍(がらん)を建立し、足利一門の氏寺としました。
寛喜元年(1229)に落雷により焼失しましたが、足利貞氏(さだうじ)が禅宗方式を取り入れ、改修しました。
日本の禅宗様式への最初の転換期にあたります。
鑁阿寺は、春は桜、秋は大いちょうの紅葉が見事で、市民には「大日様」と呼ばれ親しまれています。
<鑁阿寺:基本情報>
正式名称 | 金剛山 鑁阿寺 (ばんなじ) |
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七福神 | 大黒天<福徳・財宝> |
宗 派 | 真言宗 大日派 |
創 建 | 建久7年(1196) |
開 山 | 理真上人 |
開 基 | 足利義兼 |
本 尊 | 大日如来 |
本 山 | 鑁阿寺 |
所在地 | 〒326-0803 足利市家富町2220 |
電話 | 0284-41-2627 |
アクセス・福厳寺から | 1.5km 徒歩19分 |
アクセス・その他 | JR足利駅:車5分 徒歩10分 東武足利市駅:車7分 徒歩15分 北関東自動車道 足利IC:10分 北関東自動車道 太田桐生IC:15分 東北自動車道 佐野藤岡IC:45分 |
(駐車場) | あり(無料)太平記館 観光駐車場 |
<鑁阿寺:御朱印>
<鑁阿寺:大黒天と御朱印>
福徳や財宝を与える福の神として、祀られています。
米俵(こめだわら)の上に立ち、右手に打ち出の小槌、左肩に大きな袋を背負った優しい笑顔の神様です。
大国主命(おおくにぬしのみこと)と神仏習合したものと言われています。
<鑁阿寺:参拝スタンプ>
参拝スタンプは、本堂の受付内にあり、有料(100円)で押印してもらいます。
足利灯り物語の詳細は、
足利灯り物語:渡良瀬橋・織姫神社・鑁阿寺・足利学校・物外軒へ
鑁阿寺の関連記事は、
足利三十三観音霊場巡り:①鶏足寺~㉝鑁阿寺<完全解説>
<㉝ 鑁阿寺:真言宗大日派の本山>
国宝 鑁阿寺:地元足利から御紹介「歴史と伝説の散歩道」を御覧ください。
鑁阿寺を最後に、太平記館にもどります。
たくさんの楽しい想い出ができたことでしょう。
またのお越しを心よりお待いたします。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
あゆみちゃん、元気になってね。 お大事に! 今日は、しおりさんの素敵なお姉様(マ…
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