栽培・飼育活動

家庭菜園 野菜13種【冬・春の作業ポイント】

「田中橋」と「岩井橋」の間の菜の花の写真です。

年の瀬も迫る頃、「今年の野菜栽培はどうだったかな?」
と、いろいろ反省する時期を迎えますね。

毎春、野菜栽培の季節が訪れると、

「今年こそ、いろんな野菜を育ててみたい!」

と、思っても、なかなか行動できなかった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そうなんです、今さら、園芸書を見るのも
面倒だし、教えてくれる人も近くにいないし・・・。

そこで、本稿では、私の小さな菜園で栽培した、
秋・冬野菜たちを振り返り、
栽培計画のヒントにしていただければ幸いです。

そして、あなたの家庭菜園を
もっと気軽に楽しむための、よい機会となればうれしいです。

筆者紹介・家庭菜園クイズ

子どもたちといっしょに、38年間、自然観察や
農園芸などの環境教育活動に携わってきました。

本稿では農家の知識と技術を家庭菜園向きに応用し
基本的な「野菜の育て方」について解説いたします。

【クイズ】 植物学的な野菜の原産地とは、次のどれでしょう?

● その野菜の種が化石で発見された地域
● その野菜を昔から栽培している地域
● その野菜の消費が多い地域
● その野菜のルーツとなる原酒が自生している地域

* 正解は、最後のページを御覧ください。

この記事の目次

【冬・春の作業:菜園の観察】

「赤い椿」の花の写真です。
庭の片隅で、ひっそりと咲いている椿です。

野菜づくりの目安は、菜園の近くで咲いている花や
菜園に生える草を見ることです。

特に、生える草の種類によって、土壌の酸度が
ある程度、判断できるからです。

3月末にもなると、いよいよ春の野菜が
育てたくなってきますよね。

今年は何を育てようかと、心もはずみます。

せっかくやるのだから、あまり失敗は
したくありません。(でも、少しだけ
チャレンジ精神も必要かと)

現在、庭の野菜たちは、どうなっているでしょうか。

 庭の様子を見て、作業計画を立ててみましょう。

【冬・春の作業:春野菜 3月-1】

<ブロッコリー>

ブロッコリーの花の写真です。ブロッコリーの花

冬の間、食卓を楽しませてくれた野菜たちも、
花や種をつける季節を迎えました。

ブロッコリーは、まだ、わき芽が利用できますが、
種を採るもの以外は、なるべく早く抜き取りましょう。

最近の品種は、一代交配種など、
品種改良が多くなされています。

確実によい野菜を栽培するには、
新しい種を購入することをおすすめします。

ブロッコリーの種まきからの栽培は、
家庭菜園「あなたと育てるブロッコリー」栽培中!を御覧ください

<キャベツ>

キャベツのトウ立ちの写真です。結球していたキャベツのトウ立ち

不要になった野菜を抜き取ったら、できるだけ早い時期に、
石灰をまいて耕しておきましょう。

石灰の種類と成分については、
(渡良瀬橋ブログ「資料集」自然いっぱいコーナー!
1【農演芸資料】⑹-③肥料分類と成分
を御覧ください)

日本の土壌は、雨によって、だんだんと
酸性に近づいていきますからね。

 しかし、土壌の酸度が調整されるまでは、
日数がかかりますので、収穫後、

庭にスペースができたら石灰をまいて施す

という習慣をつけておきましょう。

* 石灰は、まいたらすぐに土と混ぜる
* 堆肥と同時にまかない。(施す日をあける)
* 土の酸度を比較的早く調整したい場合は、
  粉状の石灰を使う。(苦土石灰は、
  消石灰よりも効き目が遅い)

<シュンギク>

冬越したシュンギクの写真です。
越冬したシュンギク
まだ、利用できそうな野菜は、抜き取らず、様子をみましょう。

<サヤエンドウ>

サヤエンドウの写真です。暖かくなり、活発な成長が始まったサヤエンドウ

 

誘因された「サヤエンドウ」の写真です。
ツルを外側から囲いながら、支柱方向へ誘因しました。

* 野菜へのちょっとした思いやりが、
収穫に大きな変化をもたらします。

サヤエンドウの近くに、支柱が立ててありますが、
うまく、からみつけないようです。

この時期のサヤエンドウは、ちょっと手伝ってやらないと、
上に伸びていくのがたいへんなようです。

そこで、ジュートひもなどで、支柱に誘因してあげると、
どんどん上にツルを延ばしていきます。

(ツル姓の植物は、
支柱を手がかりに、成長を促進させます。
昔の農家は、支柱を立てることを「手をくれる」
なんて言ってましたよ)

春野菜の準備の前に、この誘引作業をやっておきましょう。
(* ジュートひもや麻ひもは、
ビニール製と異なり、 庭に残っても、
自然に分解されるので安心です)

<子もちネギ>

ネギのです。植えかえを待っている「子もちネギ」

ネギも、株分けを待っているかのように、
葉を方々に「ツン、ツン」伸ばし始めました。

4月になったら株分けし、1本ずつ、
植えかえてあげましょう。

<アスパラガス>

アスパラガスの苗の写真です。
アスパラガスの芽

ホワイトアスパラの写真です。防寒のため毛布をかけておいた苗は、日光が当たらず、ホワイトアスパラになってしまいました。


昨年、種をまいたアスパラガスですが、
今年(2年目)は、いよいよ庭に定植します。

アスパラガスは、定植後、5年~10年間、
同じ場所で栽培しますので、よく考えて
定植場所を決めるようにします。

また、大きめ(約10号以上)の植木鉢でも
栽培可能です。

2年目は、株を充実させて、来年から
(種まき後3年)収穫するようにします。

<かき菜>

「かき菜」の写真です。
株の芯を摘みとった「かき菜」
これから脇芽がどんどん伸び、最盛期を迎えます。

「かき菜」の生産は、ここ両毛地区が最も盛んです。
(JR両毛線沿線の地域)

ミニ耕耘機で畝間を耕すところの写真です。
追肥した後、ミニ耕耘機(カルチベーター)
やクワで畝間を中耕します。

<ミツバ>

プランターで発芽した「ミツバ」の写真です。
昨年、プランターに植えたミツバ
種がこぼれて、たくさん発芽しました。

ミツバ、シソなどを植えたら、
花が咲き、周囲に種がこぼれるまで放置します。

すると、いろいろなところから、
翌春、発芽します。

混んでいる苗を他の場所に移植して、
毎年、利用できるようにします。

ちなみに、青シソと赤シソを混植すると、
交配して、いつの年か、
全部赤シソになってしまうことも。
(注意が必要です)

【冬・春の作業:野菜の栽培計画】

庭の状態を把握して、ネギやアスパラガスなどの
定植場所も決まりました。

今度は、春から夏にかけて栽培する野菜を決めます。

家庭菜園の定番は、ピーマン、キュウリ、ナス、トマト、
カボチャ、でしょうか。

それから、ゴーヤ、モロヘイヤ、スイカ、
トウモロコシなども栽培したいですね。

クリスマスローズの写真です。玄関先のクリスマスローズ

(3月16日)
とりあえず、今回は、キュウリ、カボチャ、
スイカ、ネギを小さなビニールトンネル内で育て、
5月に定植できるようにします。

(ピーマン、ナス、トマトは接ぎ木苗を購入し、
ゴーヤとモロヘイヤなどは、もっと気温が上昇する
4月下旬頃に、種をまくことにします)

(*接ぎ木苗は、連作障害の心配が少なくなります)

栽培計画については。
家庭菜園 年間栽培計画の立て方【まとめ】
を御覧ください。

【冬:春の作業:春野菜の種まき準備】

種まきn用意するものの写真です。種まき用土、ビニールポット、種まき用トレイ  

* 種と資材を用意しよう!

まずは、種まき用土ですが、排水性、保水性がよい、
種まき専用の用土がおすすめです。

しかし、私は、手ごろな培養土を使っています。
経験上、種の発芽には支障がなかったからです。

(培養土には、肥料が配合されているとされるため、
一般的には、発芽の妨げとなり、
種まき用土としては適さない。
と、いうことになりますが、問題ないようです)

つぎに、種まき用トレイですが、稲作用のトレイで
対応できます。(50×35×8cm)

苗が大きくなったら、ポットに移植します。

また、ビニールポットに直接、種をまく場合は、
3号(直径9cm)程度のものでいいでしょう。
(植え替えの頻度によって、号数を加減します)

種は、計画したお好みのものを用意します。

(ただし、前述したように、ある程度、気温が
上がってこないと、発芽しにくい野菜もあります。
例えば、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤなどです)

<苗床の準備>

苗床の写真です。
トンネルの高さを自由に変えられるよう、
支柱を調整できるようにしておきます。

庭の片隅に、支柱(骨組に使用する柔軟性のある)を設置し、
園芸用ビニールを掛けます。(ハウス用の短いもの)

ビニール掛けで、工夫することがいくつかありますので、
以下にまとめました。

1  ビニールは、新品だと、太陽光を吸収し過ぎて
  葉焼けを起しやすくなりますので、
  トンネルの高さを調節して対処しましょう。

2 日中、気温が高くなり過ぎると、苗がダメージを
  受けてしまいますので、様子をみて、
  トンネルの裾を開け、換気しましょう。

3 ビニールトンネルのビニールの裾を調節するために、
  洗濯ばさみやクリップで、固定すると便利です。

苗床トンネルの底面には、モミガラや稲わらなどを
敷いておくとベストでしょう。

今回は、近所の蕎麦屋さんからいただいた、
蕎麦殻を敷いてみました。
(なければ、なにも敷かなくても大丈夫です)

<野菜の種まき>

[箱まき]

ネギの種をまくところの写真です。種まき準備

今回、私がまく種は、ネギ、キュウリ、カボチャ、
スイカの4種類です。

<ネギ>

* ネギの条まき
ネギの品種名は、緑秀「香りがひきたつ 子ねぎ」
サカタ交配 (サカタのタネ)です。

庭に、ネギはありますが、料理に幅のある「子ネギ」も
ほしいということで、子ネギを選びました。

まずは、トレイに培養土を入れ、水をまき吸水させます。

そして、上の写真のような木片を使い、約10cm間隔で
板の厚みほどの植え溝をつけ、種を少しずつまきます。

まき終えたら、種が見えなくなる程度、土をかけ、
表面を板で軽く押さえます。(転圧)

最後に、水をまいて、苗床に入れます。

* 一般に、種にかける土の量は、
  種の大きさの3倍です。

* 発芽に、光を必要とする野菜があります。
  (ニンジンなど)この場合は、土をかけすぎると
  発芽できません。(好光姓の種に注意)

[ポットまき]

ポットに種まきした写真です。
ポットにカボチャの種をまきました。

* ポットに種をまく
ポットに培養土を7分目ほど入れ、水をかけます。

ポットの中央に、深さ1.5cmくらいの
穴を開けます。

③ 種をまき、土をかけ、表面を軽く押さえます。

(*苗の生長に合わせて、増し土をします)

<キュウリ>

キュウリの品種名は、「ずーっととれるキュウリ」
サカタ交配 (サカタのタネ)です。

ポットの中央に2~3つぶまきます。

本葉が1枚になったら、生育がよく、葉の形が
整っているものを残し、後は摘み取ります。

<カボチャ>

カボチャの品種名は、「金糸瓜」(そうめんカボチャ)
(タネのタキイ)

ポットに3粒まきします。子葉が完全に開いたら、
双葉の形がよく、左右のバランスが均等なものを残して、
他は間引きます。

<スイカ>

スイカの品種名は、「小玉スイカ」詳細は、不明です。
(去年食べたスイカの種)

意外とよく発芽します。実生の場合、初期生育が遅く、
比較的、管理がむずかしいです。

また、接ぎ木苗とは違い、連作障害に弱い反面、
台木の影響を受けないため糖度が高く、
とても甘いスイカが楽しめます。

まき終えたトレイとポットを苗床にいれた写真です。まき終えたトレイとポットを苗床トンネルに入れました。

<種まき後の管理>

ビニールトンネル外観の写真です。苗床にポットとトレイを収納

今後の管理のポイントは、水やりを欠かさないことです。

トンネル内は、乾燥しやすく、また、気温の上昇に伴い、
蒸れやすくなりますので、日中は換気が
必要な日があります。

空模様を見ながら、
トンネルの裾を上下させて調節しましょう。

春まきの植物は、露地植えの場合、一般に、
その地域の「ソメイヨシノ」が開花してからになります。

繰り返しになりますが、種類によって、
発芽に要する温度が異なっていますので、
よく御確認ください。

いよいよ春がやってきましたね。
失敗を恐れず、いろいろチャレンジしてみましょうね。

4月になって、庭やベランダの野菜たちが、
いよいよ元気に育ち始めました。

本稿は、私の小さな庭の様子をお伝えすることで、
あなたのガーデニングのヒントになることを目指します。

* 農・園芸の基礎知識 渡良瀬橋ブログ「資料集」自然いっぱいコーナー!と、あわせて御覧ください。

【冬・春の作業:プランターと鉢植え野菜】

<ミツバ>

プランターのミツバの写真です。プランターで成長するミツバ

昨年、ミツバが花を咲かせ、枯れてしまった後、
こぼれた種が晩秋になって、発芽しました。

しかし、当然冬を迎え、すべての芽は、枯れました。

だからといって、ここで諦めてはいけません。

真冬の間も、鉢やプランターの土が、完全に乾燥しないよう、
たまに水をあげましょう。(暖かい時間帯にね!)

やがて春になると、上の写真のような芽が再び出てきます。

ミツバの花の写真です。ミツバの花(5月26日)

ミツバの花が咲いて、種ができる時期です。

抜き取らず、そっと見守りましょう。

<アスパラガス>(鉢植え)

アスパラガスの鉢植えの写真です。
芽が伸び出したアスパラガス
暖かくなって、芽がどんどん伸びてきました。

枝葉が展開する前に、アサガオなどで使用する
リング支柱を立てました。

<台所の残飯?>パイナップルの葉

パイナップルの葉の部分の写真です。
台所でよく見かける光景

・貴方は、三角コーナー派? それとも植木鉢派?

スーパーで、台湾パイナップルを買ってきたらしく、
台所に、こんな感じで置かれていました。

台湾パイナップルは、とてもやわらかくて甘いですね。

ところで、この葉っぱ、貴方ならどうしますか?

そうです、「捨てれば残飯、生かして栽培」です。

ちょうど今頃から、気温が上昇する季節になったら、
挑戦してみましょう。

この葉っぱを植木鉢に植え付けます。

根元に土をかけ、乾燥しないように、たまに水やりします。

すると、やがて発根し、葉っぱがどんどん展開してきます。

私は、毎年、このようにして、栽培を楽しんでいます。

運よく冬越しできた3年目に実がなり、食べられます。

また、観葉植物としても楽しめますので、お子様といっしょに
ぜひお試しを。(アボカドの種も芽が出ますよ)

【冬・春の作業:春野菜 3月-2】

<アスパラガス>

庭に定植したアスパラガスの写真です。
定植したアスパラガスの芽(3月20日)
庭に定植したアスパラガスの芽が、どんどん伸びてきました。

芽だし前に、液体肥料をあげられなかったので、
株周りに化成肥料を一降り(約30g)施しました。

やがて、支柱とジュートひもなどが必要になってきますので、
あらかじめ用意しておきましょう。

<ジャガイモ>

マルチを持ち上げたジャガイモの芽の写真です。 早く外に出して!と、言わんばかりの芽

「私はここに居ます」と聞こえそうな感じ。

昨年は、気づくのが遅れ、配偶者の「おこたん」に
しかられました。

(配偶者は、農家の娘で、小さい頃から、田畑の作業を
手伝わされたためか、今では、収穫の時以外は・・・。) 

マルチを少し破ってやると、下からジャガイモの芽が
出てきました。「フー!」という声が聞こえそうですね。

芽は、光合成ができず、淡い色合いです。
(黒マルチは、土壌保温、坊草効果があります)

全部のマルチから顔を出したジャガイモの芽の写真です。全部の芽を出したジャガイモ

マルチを破った部分は、土で押さえ、穴をふさぎます。

そうしないと、そこからマルチ内の熱風が外に出てきて、
芽や株に当たり、作物を衰弱させてしまうからです。
(今頃の気温なら、破ったままでも大丈夫です)

<サヤエンドウ>

サヤエンドウの写真です。ツルが伸びてきたサヤエンドウ(3月30日)

ツルの先を安定させてやると、安心して上に伸びようとします。

1回目のツルの誘因を終えると、写真のように
ツルがどんどん外側に広がって伸びてきます。

そこで、今度は2回目の誘因をします。

ジュートひもをいちばん端っこの支柱にしばり、
外に広がろうとしているツルの外側から一周まわして、
支柱に寄せて固定します。

今後、ツルの成長に合わせて、この作業を繰り返します。

<かき菜>

かき菜の写真です。トウ立ちしてきたかき菜

北関東両毛地区で栽培されている「かき菜」は、
ホウレンソウより好き、という人がいるくらい
美味しい野菜です。

かき菜には、最近、改良種が入手しやすくなってきました。
それぞれの特徴をいかして、栽培するとよいでしょう。

写真のかき菜は、中心の茎の生育がよく、太くて長い品種ですが、
その後の脇芽は細くて、つぼみを早くつけてしまいました。

また、反対に、主茎の生長が遅く小さくても、
脇芽がたいへん充実している品種もあります。

<ネギ>

ネギの写真です。葉先を持ち上げ始めたネギ

もう少し葉先が起きてきたら、以前お話したように、
かべの方から土寄せをします。なぜかというと、
ネギの白い部分が曲がらずにすむからでしたね。

<種まき後の野菜>

発芽したカボチャとキュウリの写真です。
発芽したカボチャとキュウリ(3月30日)
ビニールトンネル内の様子です。先日の大風で、
ビニールがまくれてしまいました。

夜通し寒い状態だったためか、発芽が揃っていません。

でも、これからがんばって、成長してくれるでしょう。

【冬:春の作業:春野菜 4月-1】

ブロッコリーの花の写真です。
ブロッコリーの花(4月16日)

「かきな」と「ブロッコリ」ーの花の写真です。
「かきな」と「ブロッコリ」ーの花
野菜栽培の観点からすると、いつまでも花を
咲かせたりすると、土壌にとってあまりよくありませんが、
結構きれいですよね。

ブロッコリーの花は、都会にお住まいの方にとって
意外と珍しい光景ではないでしょうか。

私があえて、このような写真をお見せするのは、
他にも理由があるのです。

今までに出逢った子どもたちの中には、
産まれたときからずっと、病院内で過ごしてきた子もいました。

当時、中学生だった彼は、スーパーの買い物で、
スライスされたハムはわかりましたが、
スライスされていない丸ごとのハムはわかりませんでした。

もっと極端な子は、お湯が水からできることを知らなかったり、
また、原木から生えているキノコに感動したり、
蛇が這う姿を初めて見て、大笑いしながら「蛇が歩く」と言ったり・・・。

いろんなエピソードがありました。

そこで私は「自然いっぱいコーナー」を設け、
こうした子どもたちに、たくさん自然と触れてほしい、と考えたのです。

これからの子どもたちへ

いろいろな体験をとおして自然の息吹を感じ、生命の大切さと、もっと向き合ってほしい。

そんな願いを込めて、御一緒に、ブロッコリーを栽培してみましょうね。

家庭菜園「あなたと育てるブロッコリー」栽培中!を御覧ください

<ネギの土寄せ>

ネギが起き上がってきたところの写真です。葉先が起き上がってきたネギ

土寄せが必要なタイミングです。上の写真で言うと、
右側の「かべ」の方から、1回目の土寄せをします。

ネギの土寄せの写真です。1回目の土寄せ


葉側の土を板などを使って寄せていきます。

するとネギの根は、すっかり活着していますので、
押された土といっしょに、ネギ全体が直立します。

これでおしまいです。

前回でもお伝えしましたが、ネギは土を嫌うといわれていますので、
一度に両側から土を寄せてはいけません。

土寄せが完了した写真です。土寄せ完了!

 

土寄せによって直立したネギの写真です。
土寄せによって直立させたネギ
2回目の土寄せは、1回目と反対側の土を寄せていきます。

ネギはすでに直立していますから、根元に2回目の土をかけても、曲がったネギにはならないのです。

また、土寄せで注意したいことは、成長点(白い茎と緑色の葉の堺)を
土に埋めてはいけません。成長が止まって、やがて枯れてしまうからでしたね。

<シュンギクの復活>

冬越しのシュンギクの写真です。
冬を越したシュンギク
冬季、ビニールトンネルで防寒したシュンギクだけが、
越冬できました。来年は、全体にトンネルをかけてあげましょう。

<ジャガイモの芽かき>

ジャガイモの葉が展開してきたところの写真です。マルチから出て、葉を展開し始めたジャガイモ

遅霜の心配がなくなった今頃、「芽かき」をします。

一つの種芋から、たくさんの芽が出ているところがあります。
今回は、芽を2本だけ残して、あとは間引きました。

芽が多すぎると、栄養が分散してしまい、
とても小さな子いもが、たくさんできてしまいます。

たくさん芽が出たジャガイモの写真です。たくさんの芽が出たジャガイモ(4月6日)

芽かきをするときは、片手で株元を押さえないと、
種芋まで抜けてしまうことがあるので、注意が必要です。

間引いたジャガイモの芽の写真です。間引かれたジャガイモの芽

⑤ 鉢植えのジャガイモ

鉢植えのジャガイモの芽の写真です。鉢植えのジャガイモの芽

種芋は、確か中央に植えたはずですが、
ずいぶん端っこから芽が出てしまいました。

芽かきは、もう少し待ちましょう。
様子をみて、芽を1本だけ残して育てます。

芽かきの後は、追肥と増し土を忘れずに行います。
(露地植えは、元肥だけで育てることにします)

<サヤエンドウ>

サヤエンドウの花の写真です。サヤエンドウ「絹さや」の開花(4月6日)

かわいい花が、たくさん咲きました。
スイトピーが連想されますね。

スイトピーは同じマメ科ですが別種で、なんと毒があります。
(サヤエンドウには、もちろん毒はありません)

そして、和名(ジャコウエンドウ)が示すとおり、
とてもいい香りがします。

サヤエンドウを誘引したところの写真です。サヤエンドウの誘引

この頃のサヤエンドウは、どんどん成長して、
草丈を延ばします。

写真のように、ジュートひもなどで、
支柱に沿わせるようにして誘引します。(3回目の誘因)

<アスパラガス>

定植したアスパラガスが倒れ始めたところの写真です。茎が倒れだしたアスパラガス

定植したアスパラガスの茎が、倒れてきました。

2年目の苗とあって、まだ芽も細くて貧弱です。

このまま放置すると、雨による「土はね」によって、
茎枯れ病などを引き起こしてしまいます。

アスパラガスの支柱立てと誘因したところの写真です。支柱立てと誘因

アスパラガスの茎が倒れないように、
支柱とジュートひもで支えます。

支柱立てと1回目の誘因が完了した写真です。支柱立てと1回目の誘因

支柱立てと、1回目の誘因が終わりました。

今後は、アスパラガスの生長に合わせ、
ジュートひもを支柱に足しながら支えていきます。

我が家の愛猫の写真です。現場監督、登場!

私が作業していると、近くで様子を見ている我が家の監督さん。
今度ばかりは、何か言いたそうです。

「おい、このひも、曲がってんじゃん!やり直し!」

余った苗の仮植えの写真です。余った苗の仮植え

発芽した苗をしっかり育てると、こんな数になります。

この他にも、これと同じだけのポット苗ができてしまいました。

もちろん、兄弟や知り合いにお裾分けするつもりで栽培したのですが・・・。

「来年いただきま~す」と、・・・。みなさん、さすがですね。

できることなら、このブログを御覧いただいている皆様にも、
差し上げたいくらいです。

しかたなく、「野菜栽培コーナー」を延長して、仮植えしました。

<鉢植えのアスパラガス>

鉢植えのアスパラガスの写真です。昨年鉢植えしたアスパラガス

ベランダ用のアスパラガスで、鉢植えにしました。
茎もしっかり伸びてきました。

あんどん仕立ての支柱も、しっかり役立っています。

 今年、株を元気に育てれば、来年から収穫できるでしょう。

【冬・春の作業:春野菜 4月-2】  

庭の花の様子や野菜の植え付け、種まきについて
お伝えします。

4月も下旬になり、ずいぶん気温も上がってきました。
水やりが忙しくなってきましたね。

しばらく雨が降らない! 庭の地下水も枯れ、
雨乞いをするかのように、配偶者がツユクサの絵手紙を
描いていました。

その効果あり。せっかくの大型連休の初日から、
大雨になってしまいました。

<ベランダの野菜>

<パイナップルとミツバ>

パイナップルとミツバの写真です。パイナップルとミツバ

鉢植えのパイナップルは、中心部の葉が元気です。

ついに発根し始めたようです。

お子さんと一緒に、楽しめますね。

今度は、アボカドの種に挑戦しましょう。

以前にも、お話したように、アボカドの種は捨てず、
水を入れたコップに、しばらく浸しておきます。

やがて、種がひび割れたら、植木鉢に植え込みます。
種が見えなくなるまで土をかけます。

たまに水をあげて、ベランダのすみに置いておきます。

その他、いろんな果物の種や、ネギの根を
プランターに植えてみましょう。

プランターのミツバは、お吸い物などで、
美味しくいただいてます。

<植木鉢のジャガイモ>

植木鉢で育つ、ジャガイモの写真です。植木鉢で育つ、ジャガイモ

ジャガモモの芽欠きを済ませ、1本立ちにしました。

しかし、再び他の芽が出てくる場合があるので、
小さいうちに欠き取ります。

そして、少量の肥料を施し、増し土をします。

あとは、日当たりのよい場所に置いておきます。

もし、アブラムシが付いてしまったら、
牛乳を葉や茎に、スプレーして取り除きます。

<ミョウガの芽>

ミョウガの芽の写真です。
ミョウガの芽
こちらは、プランターではありませんが、
日陰を好む野菜も、けっこうありますので、
いろいろ試してみるのもいいでしょう。

そろそろ、昨年、シソを栽培した鉢や、
その周辺に注目です。

隣の植木鉢からも、こぼれた種が発芽します。

他の草と間違えないように、葉の形をよく見ましょうね。

【冬・春の作業:春野菜 4月-3】

<菜の花>

ブロッコリーと、かき菜の花の写真です。ブロッコリーと、かき菜の花(4月29日)

ミツバチの羽音が聞こえてきます。
(農家だった父がいたら、叱られそうな光景)

この写真は、都会の子どもたちへのプレゼントです。
(野菜の花って、以外と見られませんよ)

これから、ブロッコリーを栽培してみませんか!

家庭菜園「あなたと育てるブロッコリー」栽培中!

そう言えば、この間の渡良瀬橋の下にも、
菜の花が咲いていましたよ。

<渡良瀬橋と菜の花>

渡良瀬橋の夕日と菜の花の写真です。
渡良瀬橋の写真は、
「渡良瀬橋」写真集「自然いっぱいコーナー」
を御覧ください。

<シュンギクの花>

シュンギクの花の写真です。シュンギクの花(4月29日)

せっかく冬越しができたのだからと、
結局、食べることができず、花が咲きました。

可愛くて、きれいな花ですね。

シュンギクの花の絵手紙の写真です。

オリジナル「絵手紙」を御用意しています。

よろしかったら、「絵手紙」作品集「自然いっぱいコーナー」
を御覧ください。

<子持ちネギ>

成長する「子持ちネギ」の写真です。「子もちネギ」

先日、土寄せをして肥料をあげました。

だんだんと、大きくなっています。

そろそろ、2回目の土寄せです。

今度は、根元に土を寄せましょう。

そして、肥料も一降り(40g/m2)施します。 

<ジャガイモ>

ジャガイモ「キタアカリ」の生育状況の写真です。
ジャガイモ「キタアカリ」
順調に育っています。これから先、アブラムシが
付いてしまったら、木酢液、竹酢液、米酢などを散布して、
対処します。

少量なら、牛乳をスプレーしても効果があります。
(散布濃度に注意し、説明書をよく見ましょうね)

牛乳はそのまま、米酢は4~5倍に希釈し、
展着剤として、石鹸4gを溶かします。

シュンギク、コマツナなど、葉の薄い野菜は、
50倍に希釈して散布します。

<アスパラガス>

アスパラガスの写真です。アスパラガス

だんだん、草丈が伸びてきました。

風や雨で倒れないように、ヒモを高くして支えます。

株もとには、近所のお蕎麦やさんからいただいた蕎麦殻を
敷いています。

<サヤエンドウ>

サヤエンドウの写真です。サヤエンドウ

草丈は、160cmを超えています。

収穫も、いよいよ最盛期です。

収穫したサヤエンドウの写真です。収穫した絹サヤエンドウ

 

サヤエンドウの絵手紙です。

【冬・春の作業:春野菜 4月-4】

<ネギの定植>

ネギ苗の写真です。ネギ苗

これから、いろいろなネギ苗が出回ります。

この近辺だと、下仁田ネギや深谷ネギが有名です。

定植したネギの写真です。定植したネギ 

<ナスの定植>

ナス科の野菜が多い季節です。

連作障害が出やすい野菜たちですので、
今年は、接木の苗を購入しました。

私は、就職してから今まで、毎年野菜を
育ててきましたが、今でも、よく失敗しています。

自然の力には、逆らえませんね。

連作障害、肥料等の詳細は、
渡良瀬橋ブログ「資料集」「自然いっぱいコーナー」
を御覧ください。

苗の定植準備の写真です。苗の定植準備

球根植えスコップで、植え穴を掘ります。

そして、苗を植える前に、支柱を立てておきます。

この支柱を基本にして、野菜の成長とともに、
支えを増やしていきます。

以前にも、お話ししましたが、野菜や草花を定植する前に、
植え穴に、たっぷり水を注ぎます。

こうすることで、定植後の乾燥に耐えることができるからです。

今回は、ナス、ピーマン、パプリカ、スイカ、ズッキーニ、

キュウリ、ミニトマト、ネギを定植しました。

(なぜか、パプリカは、何度か挑戦しましたが、
大きい実が一つ成るくらいで、
成功したことは、一度もありません)

1 なるべく同じ科の野菜を同じエリアに定植します。
それは、来年の輪作にそなえるためです。

2 植え替えが遅くなり、ポット内に根がぎっしり巻いている苗は、
 教科書どおり、「根鉢をくずさぬように」は、適応しません。

 軽く根鉢をほぐすか、底根をばらばらにしてから植えましょう。

3 トマトの苗は、深植えすると、水分調整が過多になり「木ぼけ」して、
 実がしっかりつかなくなります。根鉢の上面が少し、
 地表に出るくらいに植え込みます。

4 接木苗は、台木の芽を伸ばさぬよう、注意します。(ボタンと同様)

【冬・春の作業:野菜の種まき 4月-5】

今回の種まきは、キュウリ(2目)、
インゲン(つるあり)、エダマメです。

5月の中旬になってから、ゴーヤ、オクラ、モロヘイアなど、
暖かさを必要とする野菜の種をまきます。

早くまきすぎてしまうと、発芽しなかったり、
途中で、とろけてしまったりします。

かと言って、小さなビニールトンネルでは、
温度の調節が難しい季節ですから、
(私の過去の失敗のように)
苗を茹でてしまいがちです。

3号ポットに土を入れた写真です。。
3号ポットに土を入れる
(1号=3cm 3号=3×3=直径9cm)

1 用土をポットに、かるくすりきり一杯入れます。
2 ポットを両手で持って、ポットを回しながら、
  両方の親指の腹で、用土を押さえます。
3 ある程度、用土がしまり、ポットの縁に、
  ウォータースペースができれば完了です

ポットに用土を入れる作業は、大切な作業の一つです。

農家にもよりますが、レタスなどは、
少し押し込まれた用土に種をまくなど、
野菜の種類によって工夫しています。

いずれにせよ、ふかふかの用土よりも、
ある程度、ひきしまった用土によって、根の張りが
よくなるようです。(園芸用土の場合)

ポット中央に指で開けた穴に種をまいた写真です。指で開けた穴に種をまく

<インゲン>

インゲンの種をまきました。

ポットの中央に、指で穴をあけ種をまきます。

深さは、だいたい種の大きさの3倍とします。

まき終えたら、土をかけ、表面を
軽く押さえて整えます。そして、水やりして修了です。

なお、発芽の適温は、種の入った袋に表示されています。

つる有りいんげん:発芽適温 15~25℃ 生育適温 20℃
品種名:セネックス001 生産地:アメリカ (アタリヤ農園)

このように、発芽適温などが表示されています。

また、種の袋は、捨てずに保管し、成育、収穫、食味など、
自分の好みに合った品種かどうかを、見極める資料とします。

白い寒冷紗をかけた苗床の写真です。白の寒冷紗をかけた苗床(4月30日)

まき終えたポットは、寒冷紗をかけた苗床で管理します。

寒冷紗をかけることで、苗床の温度や湿度を調節します。
(発芽した双葉を、鳥に食べられないように注意してね)

いよいよ、野菜栽培の適期を迎えました。

日々の暮らしので、自然の息吹を感じましょう。

クイズの答え

正解:その野菜の祖先となる種類が自生していた地域です。

* 例えば、キャベツは、地中海沿岸地域に自生していた
現在のケールに近い野生種から、作出されたと考えられて
います。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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