野外活動

渡良瀬橋と渡良瀬川に架かる12の橋

橋が並ぶ遠景写真です。

「渡良瀬橋」のとなりの橋は、「中橋」と「緑橋」です。

足利市に初めて来た人は、「中橋」を「渡良瀬橋」と勘違いすることが多いようです。

足利市のほぼ中央を流れる「渡良瀬川」には、どんな橋がいくつ架かっているんでしょう。

そう思ったことはありませんか?

そこで、市内の渡良瀬川に架かる12の橋を御紹介します。

あなたも、清々しい渡良瀬川のサイクリングロードを走って、「渡良瀬橋」の仲間たちの橋に、会いに行きましょう。

本稿で御紹介する橋は、次のとおりです。

「渡良瀬橋」下流の橋

渡良瀬橋 中橋 田中橋 岩井橋 福寿大橋
福猿橋 川崎橋 渡良瀬川大橋 高橋大橋

「渡良瀬橋」上流の橋

緑橋 渡良瀬川橋 鹿島橋 葉鹿橋

本稿では、「渡良瀬橋」からの距離と、隣り合う橋までの自転車による所要時間を表示しています。

目次

【渡良瀬川に架かる:足利12の橋】

足利市内の渡良瀬川に架かる橋の地図の写真です。渡良瀬川周辺の公園・橋

国土交通省 関東地方整備局 渡良瀬川河川事務所
「わたらせ 川のふれあい館 せせら」より

<渡良瀬川に架かる足利の橋一覧表>

橋番号 橋名称 備 考
45 葉鹿橋
(はじかばし)
46 鹿島橋
(かしまばし)
47 渡良瀬川橋
(わたらせがわばし)
北関東自動車道
48 緑 橋
(みどりばし)
49 渡良瀬橋
(わたらせばし)
50 中 橋
(なかばし)
51 田中橋
(たなかばし)
52 岩井橋
(いわいばし)
分水路(渡良瀬川に架からない橋)
53 福寿大橋
(ふくじゅおおはし)
54 福猿橋
(ふくさるばし)
55 川崎橋
(かわさきばし)
56 渡良瀬川大橋
(わたらせがわおおはし)
57 髙橋大橋
(たかはしおおはし)

【渡良瀬川に架かる:渡良瀬橋(わたらせばし)】

工事が修了した渡良瀬橋の写真です。
川面に映る渡良瀬橋
渡良瀬橋と歌碑の地図は、こちらです。

渡良瀬橋 中橋 田中橋と街並の写真です。渡良瀬橋 中橋 田中橋と街並

友愛会館「まちなかミュージアム」より

橋が並ぶ遠景写真です。橋が並ぶ遠景

街並の向こうに見える「渡良瀬橋」と、渡良瀬川の下流に架かる橋が見えます。

「渡良瀬橋」(わたらせばし)の基本情報

項  目           内  容
所在地 足利市通4丁目
関連道路 栃木・群馬県道5号足利太田線
最寄りの駅 東武足利市駅から徒歩8分 JR足利駅から徒歩14分
構  造 下部:重力式橋台 ラーメン式橋脚 上部:9径間単純トラス
橋長・幅員 243.27m・5.5m
竣工・開通年月日 1934年(昭和9年)9月竣工
渡良瀬橋からの距離
備  考 1992年 森高千里さんによる『渡良瀬橋』発表

渡良瀬橋を初めて御訪問いただいた皆さんの第一声は、「渡良瀬橋の歌碑は、どこですか?」なんでしょうね。

どなたか御指摘のとおり、「渡良瀬橋の歌碑」のすぐ近くには、駐車場はありません。

渡良瀬緑地多目的駐車場はありますが、「田中橋」寄りなんです。

グーグルマップにも、ちゃんと表示されていますよ

どうかみなさん、あきらめずに「歌碑」を探しに来てくださいね。

御参考のため、市内の駅からの御案内も用意しましたので、ぜひ、御活用ください。

「渡良瀬橋」車椅子や徒歩で安全に楽しむルートを画像で紹介

「渡良瀬橋」の夕日の写真です。沈みゆく夕日と「渡良瀬橋」

この「渡良瀬橋」は、めぐる季節の中で、いろいろな姿を見せてくれます。

まだ、ほんの少しですが、新しい画像を追加しながら、写真集も作っています。

「渡良瀬橋」のいろいろな姿を、御一緒に、楽しみませんか。

「渡良瀬橋」写真集「自然いっぱいコーナー」

「渡良瀬橋」の南詰は、丘陵になっており、それぞれの頂上には、浅間神社が鎮座しています。

橋のたもとの神社は、下社「女浅間神社」、東武伊勢崎線を越えた頂にある上社「男浅間神社」です。

毎年、6月1日には、「初山ペタンコ祭」が開催され、健康を祈願して、産まれたばかりの子どもの額に、スタンプを押してもらうという奇祭があります。

私のアルバムにも、おでこに、印を押した写真があります。

工事が修了した渡良瀬橋の写真です。渡良瀬川右岸上流より

 

下流から臨む「渡良瀬橋」の夜景の写真です。下流から臨む「渡良瀬橋」の夜景

 

「わたらせ川にかかる橋」コーナーの写真です。「わたらせ川にかかる橋」コーナー

わたらせ川のふれあい館「せせら」(国土交通省渡良瀬川河川事務所)「わたらせ川にかかる橋)より

渡良瀬橋は、足利市のほぼ中央を渡良瀬川に架かる下路平行弦6連ワ-レントラス橋です。

渡良瀬橋は、平成時代に1度、改修工事が行われて居ます。

かつては、明治35年(1917)7月に架けられた木橋でしたが、昭和9年(1934)11月に、陸軍の大演習が足利で行われる琴になり、老朽化した旧橋を重量のある陸軍の車両が通行できるよう大正6年(1917)に架け替えられました。

当時、総工費は9万5千円でした。

施工:櫻田機械製造所(現株式会社サクラダ)

足利市「用途地域」の写真です。足利市用途地域図(2018年番)

渡良瀬橋は、架け替え工事が進んでいる中橋より古く、老朽化が著しく掛け替えの必要に迫られています。

朝日に照らされた渡良瀬橋の美しい橋脚の写真です。渡良瀬橋の橋脚

現在の渡良瀬橋の橋脚は、以前の木像橋の橋脚をそのまま使用した古いものです。
(しかし、たいへん美しく、芸樹的な趣です)

そのため、上図に示す足利市用途地域図によると、未確定ですが、新たな渡良瀬橋は掛け替えの方法ではなく、織姫交差点から南進し、山辺地区に向かう新計画があるようです。

織姫神社前交差点の標識の写真です。織姫神社前交差点の標識

南進すると織姫交番交差点へ向かい、さらに南進すると織姫橋交差点になります。

織姫交番前の交差点の写真です。織姫交番前交差点

その際、現在の渡良瀬橋は撤去されることになるのでしょうか。

現在の渡良瀬橋を保存する場合は、県道から市道になるため維持費のすべては、足利市の単独負担となるそうです。

渡良瀬橋の夕日の写真です。渡良瀬橋の夕日

 

渡良瀬橋と7月の夕日の写真です。渡良瀬橋の下で

こんな素敵な渡良瀬橋ですから、ぜひ保存したいですね。

将来、たとえ新しい橋となっても、せめて「渡良瀬橋」の名前は、「新渡良瀬橋」ではなく、そのまま「渡良瀬橋」としてほしいと強く願うばかりです。

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【渡良瀬川に架かる:中橋(なかばし)】

「中橋」の写真です。渡良瀬川 左岸,上流より

「中橋」は、足利市民の癒やしのシンボルとして、親しまれ、東武足利市駅に通じます。

「中橋」周辺の地図は、こちらです。

「中橋」(なかばし)の基本情報

中橋:長島喜一 画の写真です。中橋:長島喜一 画

絵はがき集『足利スケッチ散策』のお求めは、
プロフィールを御覧ください。

項  目           内  容
所 在 地 足利市通2丁目
関連道路 栃木・群馬県道38号足利千代田線・栃木県道116号足利市停車場線
最寄りの駅 東武足利市駅から徒歩4分 JR足利駅から徒歩9分
構  造 下部:ラーメン式橋脚 上部:3径間単純RC桁
橋長・幅員 296.08m・11.00m
竣工・開通年月日 1936年(昭和11年)開通
渡良瀬橋からの距離 443m
渡良瀬橋からの所要時間 自転車:2分
備  考 渡良瀬橋下流1番目 326個のイルミネーション

足利のシンボルとも言える「中橋」のイルミネーションの数は、なんと、足利市の郵便番号[〒326]と同じだったんですね。

設置者のアイデアだったんですね。

先日、掛け替え計画の方針が、公式に発表されました。

現在の3連アーチの中橋は、そのまま側道橋として利用されるようです。

「中橋」から渡良瀬川の上流を望む写真です。中橋から渡良瀬川の上流を望む

 

右岸上流から臨む中橋の写真です。右岸上流から臨む中橋

 

画家が描く中橋の写真です。中橋を描く

画家 川島直人 氏 2022.11.17 個展にて

川面に映る中橋の写真です。川面に映る中橋

 

中橋架け替え工事の写真です。中橋架け替え工事

ライトアップされた中橋の写真です。
渡良瀬橋から臨む中橋

渡良瀬橋から臨む中橋の写真です。渡良瀬橋から臨む中橋

 

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【渡良瀬川に架かる:田中橋(たなかばし)】

田中橋の写真です。田中橋

「田中橋」周辺の地図は、こちらです。


「田中橋」(たなかばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市伊勢南町
関連道路 国道293号線 群馬・栃木県道402号桐生足利藤岡自転車道線
栃木県道402号桐生足利藤岡自転車導線の一部
最寄りの駅 東武足利市駅から徒歩7分 JR足利駅から徒歩5分
構  造 下部:半重力式橋台、壁式橋脚 上部:6径間連続合成1桁
橋長・幅員 290m・12m
竣工・開通年月日 1970年(昭和45年)開通
渡良瀬橋からの距離 1.0km
中橋からの所要時間 自転車:4分
備  考 渡良瀬橋下流2番目 有料橋だったが1976年(昭和51年)に無料化
渡良瀬川右岸下流から臨む田中橋の写真です。です。渡良瀬川右岸下流から臨む田中橋

昔、田中橋の中央には料金所があって、利用するたびに、お金を払っていました。

もちろん、有人の料金所でした。

当時、有料橋は、県内で初めてだったそうです。

バイクのグリップといっしょに、何枚かの十円硬貨を握って、通過していたことを覚えています。

田中橋と花壇の写真です。田中橋と花壇

田中橋の中央から、渡良瀬川の河原に下りるサイクリングロードがあります。

田中橋の写真です。
橋の橋脚を上流方向にくぐると、河川敷にある南多目的広場駐車場に至ります。

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【渡良瀬川に架からない:岩井橋(いわいばし)】

「岩井橋」の写真です。「渡良瀬分水路」左岸上流より

 

「田中橋」と「岩井橋」の間の菜の花の写真です。「田中橋」と「岩井橋」の間の菜の花

2021年3月28日、渡良瀬川左岸堤防の菜の花です。

堤防の菜の花の見どころポイントは、毎年変わっているようです。

ちなみに、2022年3月は、福寿大橋左岸下流側の菜の花がきれいに咲きました。

「岩井橋」周辺の地図は、こちらです。

「岩井橋」(いわいばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市岩井町
関連道路 足利市道岩井橋通り
最寄りの駅 東武足利市駅から徒歩18分 JR足利駅から徒歩14分
構  造 PC単純 8支間
橋長・幅員 253.9m・5.5m
竣工・開通年月日 1966年(昭和41年)開通
渡良瀬橋からの距離 2.03km
田中橋からの所要時間 自転車:5分
備  考 渡良瀬橋下流3番目 中州には「赤城神社」と乳房地蔵がある

この「岩井橋」は、渡良瀬川の中州にある岩井町と、手前の寿町をつなぐ橋です。

「岩井橋」の「分水路」を示す橋名板の写真です。「岩井橋」の「分水路」を示す橋板版

昔、祖母や両親から、「カスリーン」台風(当時はキャサリーン台風と表記していました)による被害の話をよく聞かされました。

「土間の下駄が浮き上がったと気づいてから、あっという間に、押し入れの中段まで、水が入ってきた」筆者の父親は、昨日のように話していました。

私の生家も、洪水にみまわれ、家族で二階に避難したそうです。

そして、今でも、耳をふさぎたくなるような悲惨な話もたくさんありました。

「カスリーン台風」による被害を伝える説明版の写真です。「カスリーン台風」による被害を伝える資料

岩井橋の北側のたもとには、当時の洪水で亡くなられた方々に対する慰霊碑が建立されています。

カスリーン台風で被害に遭った方々の慰霊碑の写真です。カスリーン台風で被害に遭った方々の慰霊碑

 

整えられた慰霊碑の砂の写真です。整えられた慰霊碑の砂

2022年3月に訪れると、慰霊碑の前の砂が見事な形で整えられていました。

そして、きれいな生花が供えられていました。

きっと、近隣のボランティアの心ある活動と、ひたすら感激するばかりでした。

第二次世界大戦時もそうですが、私の世代は、こうした悲惨な経験こそはしていませんが、
私たちの両親は、青春まっただ中にいたのです。

彼らから、多くのことを聞き、学びました。

自然との共存についてや、戦争の悲惨さについて、これからは、私たちが伝えなければならない、と改めて痛感しました。

岩井橋から西方を臨む写真です。岩井橋から西方を臨む

 

岩井橋の写真です。岩井山のふもとから臨む

 

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【渡良瀬川に架かる:福寿大橋(ふくじゅおおはし)】

福寿大橋の写真です。
「福寿大橋」周辺の地図は、こちらです。

「福寿大橋」(ふくじゅおおはし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市岩井町
関連道路 足利市道助戸・新山福富線
最寄りの駅 東武和泉駅から徒歩13分 JR足利駅から徒歩25分
構  造 PC連結箱桁
橋長・幅員 429m・12.0m
竣工・開通年月日 1994年(平成6年)開通
渡良瀬橋からの距離 2.37km
岩井橋からの所要時間 自転車:1分30秒
備  考 渡良瀬橋下流4番目

「福寿大橋」は、全国の市町村が管理する橋としては、最も長い橋長を誇っています。

「渡良瀬ウォーターパーク」の写真です。上流側に見える「渡良瀬ウォーターパーク」

 

福寿大橋と菜の花の写真です。福寿大橋と菜の花

2022年の春は、福寿大橋左岸下流側の堤防に咲く菜の花がきれいでした。

渡良瀬ビーチから臨む福寿大橋の写真です。渡良瀬ビーチから臨む

 

福寿大橋:菜の花と夕焼けの写真です。福寿大橋:菜の花と夕焼け 画 川島直人

2016年5月 作
足利の画家 川島直人氏の水彩画です。

福寿大橋の菜の花は、
渡良瀬川サイクリングロード:菜の花を見に行こうを御覧ください。

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【渡良瀬川に架かる:福猿橋(ふくさるばし)】

福猿橋の写真です。福猿橋

福猿橋周辺の地図は、こちらです。

「福猿橋」(ふくさるばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市福富町
関連道路 栃木県道8号足利館林線・栃木県道102号桐生足利藤岡自転車道の一部
最寄りの駅 東武和泉駅から徒歩33分 JR足利駅から徒歩41分
構  造 下部:控壁式橋台、壁式橋脚 上部:2径間単純ポステンT
2径間単純トラス 2径間単純非合成箱桁
橋長・幅員 291.5m・7.00m
竣工・開通年月日 1971年(昭和46年)架替開通 幅員2mの「福猿橋歩道橋」整備
渡良瀬橋からの距離 3.98km
福寿大橋からの所要時間 自転車:7分
備  考 渡良瀬橋下流5番目

福猿橋に訪れたときは、欄干の塗装工事が行われていました。

サイクリングロードは、この橋を渡りなす。

ちなみに、左岸のたもとには、横断歩道がありません。

福猿橋から上流を望む写真です。
福猿橋から上流を望む
右岸のたもとには、横断歩道があります。

また、右岸側の橋下にも通路があります。

福猿橋の写真です。福猿橋

2022年3月には、橋の工事が終了していました。

福猿橋と川崎橋の間にある緑地公園の写真です。福猿橋と川崎橋の間にある緑地公園

(渡良瀬緑地9号・梁田・川崎緑地)
川崎橋から、高橋大橋まで、公衆トイレはありません、

この公園内に2箇所の公衆トイレがあります。

右岸サイクリングロードの反対側左岸付近で、袋川と渡良瀬川が合流します。

渡良瀬川左岸にある袋川水門の写真です。渡良瀬川左岸にある袋川水門

袋川の水門は、1972年(昭和47年)に作られました。

高さ10.7m 幅20mの重厚な水門の袋川側には、優美な橋梁もあります。

袋川に架かる橋梁の写真です。袋川水門付近に架かる橋梁

橋梁の向こう側に見える山は、標高285mの「大坊山」(だいぼうさん)です。

頂上には、阿夫利(あふり)神社の奥宮があります。

大坊山は展望コースも整備されており、連なる「大小山」とともに、地元でも親しみの深い山です。

水門の写真です。水門

「大坊山」や「大小山」では、近隣の県から訪れるハイカーもよくお見受けします。

そして、この大坊山のふもとには、人と自然が共存し調和する「環境教育」を特色とする「自然いっぱいコーナー」でおなじみの栃木県立足利特別支援学校があります。

また、学校に隣接して「あしかがの森足利病院」があります。

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【渡良瀬川に架かる:川崎橋(かわさきばし)】

「川崎橋」の写真です。「渡良瀬川」左岸上流より

「川崎橋」周辺の地図は、こちらです。

「川崎橋」(かわさきばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市川崎町
関連道路 栃木県道128号佐野太田線の一部
最寄りの駅 東武県(あがた)駅から徒歩43分 JRあしかがフラワーパーク駅から徒歩37分
構  造 下部:逆T式橋台 T型橋脚 上部:6径間連続合成1桁
橋長・幅員 389m・9.25m
竣工・開通年月日 1980年(昭和55年)架替 開通
渡良瀬橋からの距離 6.03km
福猿橋からの所要時間 自転車:8分30秒
備  考 渡良瀬橋下流6番目
川崎橋上流の風景写真です。川崎橋上流の風景

 

川崎橋の写真です。右岸下流側から臨む川崎橋

 

川崎橋南交差点の標識の写真です。川崎橋南交差点の標識

この標識のある右岸から、左岸方向に橋を渡ると、「あしかがフラワーパーク」方面に向かいます。

川崎橋から「あしかがフラワーパーク」までは、約3.5kmで、橋から1km先の川崎町交差点を右折します。

なお、あしかがフラワーパークまでのルートは、
<画像で紹介>あしかがフラワーパークへレンタサイクルで行くルートを御覧ください。

渡良瀬川大橋に向かうサイクリングロードの写真です。渡良瀬川大橋に向かうサイクリングロード

川崎橋から、渡良瀬川大橋に向かう渡良瀬川右岸のサイクリングロードです。

右手側に、足利市南部クリーンセンターの赤白煙突が見えます。

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【渡良瀬川に架かる:渡良瀬川大橋(わたらせがわおおはし】

渡良瀬川大橋の写真です。右岸下流より

「渡良瀬川大橋」周辺の地図は、こちらです。

「渡良瀬川大橋」(わたらせがわおおはし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市野田町
関連道路 国道50号線
最寄りの駅 東武多々良(たたら)駅から徒歩47分 JR富田駅から徒歩48分
構  造 連続鈑桁
橋長・幅員 347.05m・21.5m
竣工・開通年月日 1989年(平成元年)上下線片道2車線(4車線)開通
渡良瀬橋からの距離 9.30km
川崎橋からの所要時間 自転車:11分
備  考 渡良瀬橋下流7番目

渡良瀬川大橋から渡良瀬川を望む写真です。
渡良瀬川大橋から渡良瀬川を望む

右岸たもとから臨む渡良瀬川大橋の写真です。右岸たもとから臨む渡良瀬川大橋

 

右岸上流側から臨む渡良瀬川大橋の写真です。右岸上流側堤防から臨む渡良瀬川大橋

 

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【渡良瀬川に架かる:高橋大橋(たかはしおおはし)】

高橋大橋の写真です。「渡良瀬川」右岸上流より

「高橋大橋」の地図は、こちらです。

「高橋大橋」(たかはしおおはし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 栃木県佐野市高橋町-足利市野田町 群馬県館林市
関連道路 栃木・群馬県道223号寺岡館林線
最寄りの駅 東武多々良(たたら)駅から徒歩49分 JR富田駅から徒歩50分
構  造 渡河部分がランガートラス 下部:逆T式橋台 壁式橋脚 上部:6径間連続合成1桁
橋長・幅員 307.6m・10.75m
竣工・開通年月日 1993年(平成5年)
渡良瀬橋からの距離 10.45km
渡良瀬川大橋からの所要時間 自転車:6分30分
備  考 渡良瀬橋下流8番目

高橋大橋は、足利市野田町の高架橋を通じて、矢場川に架かる橋までつながっています。

結果として、栃木県佐野市と群馬県館林市を結んでいます。

左岸歩道からの写真です。左岸歩道から

高橋大橋は、とても雄大な橋で、散歩コースとしても最適な橋です。

高橋大橋から渡良瀬川の上流を望む写真です。高橋大橋から上流を望む

 

渡良瀬川下流から臨む高橋橋の写真です。渡良瀬川下流から臨む高橋橋

 

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【渡良瀬川に架かる:緑橋(みどりばし)】

「緑橋」の写真です。「渡良瀬川」右岸上流より

「緑橋」周辺の地図は、こちらです。

「緑橋」(みどりはし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市借宿町二丁目
関連道路 栃木県道40号足利環状線・栃木県道260号線緑町山辺停車場線・
栃木県道402号桐生足利藤岡自転車道線の一部
最寄りの駅 東武野州山辺駅から徒歩1分 JR足利駅から徒歩30分
構  造 下部:逆T式橋台、T型橋脚 上部:6径間連続非合成
橋長・幅員 263m・11.5m
竣工・開通年月日 1991年(平成3年)開通
渡良瀬橋からの距離 994km
渡良瀬橋からの所要時間 自転車:5分
備  考 渡良瀬橋上流1番目
歩道に展望スペースがある緑橋の写真です。歩道に展望スペースがある緑橋

歩道は、モダンなレンガ張りです。

そして、展望スペースもあり、ここで見る朝日や夕日はとてもきれいです。

渡良瀬川から見る緑橋の写真です。渡良瀬川下流から臨む緑橋

 

緑橋から、下流の渡良瀬橋を臨む写真です。緑橋から、下流の渡良瀬橋を臨む

 

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【渡良瀬川に架かる:渡良瀬川橋(わたらせがわばし)】

「渡良瀬川橋」の写真です。渡良瀬川右岸下流より

「渡良瀬川橋」周辺の地図は、こちらです。

「渡良瀬川橋」(わたらせがわばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市鹿島町 太田市市場町
関連道路 北関東自動車道(群馬栃木区間)
最寄りの駅 東武野州山辺駅から徒歩39分 JR山前駅から徒歩13分
構  造 連続合成鈑桁 RC床版 (鋼連蔵箱桁)
橋長・幅員 347m
竣工・開通年月日 2011年(平成23年)3月19日開通
渡良瀬橋からの距離 3.28km
緑橋からの所要時間 自転車:11分
備  考 渡良瀬橋上流2番目

渡良瀬川橋は、北関東自動車道のため、当然のことですが、橋からの風景は撮影できません。

渡良瀬川の渓流釣りが、解禁になる季節には、高速道路から、数人のアングラー(釣り人)の姿が見受けられます。

渡良瀬川橋のふもとでも、渡良瀬漁協によるアユ、ニジマス、サクラマスなどの放流が行われています。

右岸上流より見た「渡良瀬川橋」ぼ写真です。右岸上流より見た「渡良瀬川橋」

 

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【渡良瀬川に架かる:鹿島橋(かしまばし)】

鹿島橋の写真です。右岸下流川堤防より臨む鹿島梨

「鹿島橋」周辺の地図は、こちらです。

「鹿島橋」(かしまばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 足利市鹿島町
関連道路 群馬・栃木県道256号竜舞山前停車場線の一部
最寄りの駅 東武野州山辺駅から徒歩43分 JR山前駅から徒歩11分
構  造 下部:半重力式橋台、壁式橋脚 上部:6径間単純合成箱桁
橋長・幅員 301.05m・10.5m
竣工・開通年月日 1972年(昭和47年)開通
渡良瀬橋からの距離 3.87km
渡良瀬川橋からの所要時間 自転車:2分30分
備  考 渡良瀬橋上流3番目

鹿島橋周辺では、アユ釣り名人?の姿をよく見かけます

長竿をあやつる釣り人の光景は、さながらNHKの『小さな旅』それとも、『新日本紀行』のワンシーンのようです。

そう言えば、新日本紀行で紹介された渡良瀬川では、渡し船をあやつる船頭さんの姿が印象的でした。

橋から下流を望む橋から下流を望む

 

鹿島橋の写真です。右岸上流側堤防より臨む鹿島橋

 

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【渡良瀬川に架かる:葉鹿橋(はじかばし)】

「葉鹿橋」の写真です。渡良瀬川左岸上流より

「葉鹿橋」周辺の地図は、こちらです。

「葉鹿橋」(はじかばし)の基本情報

項  目           内  容
所 在 地 栃木県足利市葉鹿町 群馬県太田市原宿町
関連道路 群馬・栃木県道254号丸山葉鹿線(旧県道254号毛里田坂西線の一部
最寄りの駅 東武韮川(にらがわ)駅から徒歩70分 JR小俣駅から徒歩31分
構  造 下部:逆T式橋台、壁式橋脚 上部:6径間連続合成箱桁
橋長・幅員 295.3m・10.5m
竣工・開通年月日 1968年(昭和43年)開通 1990年(平成2年)3月上流側に平行して
幅員3.4mの自転車・歩行者専用の側道橋が完成
2003年(平成15年)下流川に新橋架設
渡良瀬橋からの距離 6.68km
鹿島橋からの所要時間 自転車:10分
備  考 渡良瀬橋上流4番目

足利市で最も上流にあるこの橋は、新しく架設されました。

以前は、橋の途中から橋の幅員が違っていました。

今は、とても立派な橋に生まれ変わっています。

左岸下流川側にある橋名板と歩道の写真です。
左岸下流川側にある橋名板と歩道

側道橋の橋名板の写真です。側道橋の橋名板

 

側道橋から臨む葉鹿橋と下流側道橋から臨む葉鹿橋と下流

 

渡良瀬スポーツ広場の写真です。渡良瀬スポーツ広場

葉鹿橋右岸の河川敷は、群馬県太田市の「渡良瀬スポーツ広場」があります。

渡良瀬スポーツ広場は、ソフトボール場や、パークゴルフ場が完備されています。

パークゴルフの受付所の写真です。パークゴルフの受付所

 

パークゴルフ利用案内の写真です。パークゴルフ利用案内

スポーツ広場では、何組かのパークゴルフを楽しむ方々がいらっしゃいました。

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【渡良瀬川に架からない:岩井橋(いわいばし)の神社】

岩井山と岩井橋の写真です。岩井山と岩井橋

足利市内の渡良瀬川に架かる橋は、御紹介のとおり、全部で13ありました。

その内、「岩井橋」だけが、渡良瀬川に直接架かっていません。

御紹介のとおり、岩井橋は分水路に架かる橋なんです。

かつて、現在の岩井橋付近の堤防も、1947年(昭和22年)、マリアナ諸島東方海上に発生した「カスリーン台風」により、決壊しました。

そして、多くの人名や家屋、田畑などを失いました。

その事実を現在に伝え、私たちの、かけがえのない教訓としなければなりません。

そんな思いを胸に、岩井橋の南方にある岩井町を訪ねました。

岩井橋のたもと:岩井山城跡と「赤城神社」

岩井山城跡の説明板の写真です。岩井山城跡の説明板

 

神社の参道の写真です。神社の参道

岩井橋を渡ると、岩井山の麓付近に至ります。

岩井山の麓には小さな階段があり、神社への参道に続いています。

岩井山は、岩井山城跡でもあり、歴史的にもたいへん興味深いスポットとなっています。

岩井山にある「赤城神社」の鳥居の写真です。岩井山にある「赤城神社」の鳥居

岩井橋を渡って右折すると、すぐ岩井山(旧:勧農山)のふもとになります。

その地点には、「岩井山城跡(勧農城跡)」の解説板が建てられています。

文正元年(1466年)足利長尾氏の初代景人が足利庄代官として、居城を構えた歴史的城跡と記されていました。

神社前の階段を上ると、鳥居があり、奥へ進むと社殿が見えてきました。

赤城神社社殿の写真です。赤城神社の社殿

 

神社の扁額の写真です。赤城神社の神額

赤城神社の祭神は、磐筒男命(いわつつおのみこと)と磐筒女命(いわつつめのみこと)です。

参拝して、有名な「乳房地蔵」を探しましたが、境内には見当たりませんでした。

近所の方に聞くと、「水神様の坂を登る」とのこと。

水神様の写真です。岩井町の水神様

岩井山を下りて、集落に向かうと、水神様がありました。

水神様の祠の坂道を登りました。

「赤城神社」のお隣「乳房地蔵尊」

乳房地蔵尊の写真です。乳房地蔵尊

地蔵尊のお堂は、約13平方メートルほどで、お堂の中には、約1.8mの色御影石に掘られた
地蔵菩薩像が鎮座しています。

乳房地蔵尊の扁額です。乳房地蔵尊の扁額

近所にお住まいの住人の方のお話を聞くことができました。

昔、子育てのための乳が出るようにと、たくさんの参拝者が訪れました。

当時は、毎月24日の例祭と春秋の彼岸には、露天商が出るほどにぎわったそうです。

そして、(昭和30年頃まで)岩井山付近には、渡し船もありました。

乳房地蔵の写真です。乳房地蔵

 

乳房地蔵の写真です。
乳房地蔵は、「岩井町から約2km下流の猿田町より渡良瀬川をさかのぼってきた」という
伝説も残されていました。

寛政4年(1792)に入仏式を行ったという記録あり。

出典:台 一雄 著 『ふるさと歳時記』 より
昭和56年(1981)5月10日 発行 岩下書店

乳房六地蔵の写真です。六地蔵尊

地蔵尊の前に、六地蔵菩薩がありました。

私は、普段の生活に感謝を込めて、備えてあった竹ぼうきで、お地蔵様の周りの木の葉を払いました。

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「渡良瀬川と共に」:故 早川一夫市長と私

最後に、慰霊碑にあった元足利市長 故 早川一夫氏との思い出話を御紹介します。

彼は、市長室で、「足利に大きなプールと音楽堂をつくりたい」とおっしゃっていました。

今から思うと、岩井町にある「ウォーターパーク」だったんですね。

そして、今年(2021)の6月に「足利市民会館」が閉館します。

市長は当時から、新しい音楽ホールの計画をしていたのでしょう。

その足利市民会館の閉館を忍んで、森高千里さんのコンサートが8年ぶり(2021年5月25日)に開催されました。

よろしかったら、写真集・『渡良瀬橋』:for<森高千里さんのコンサート>を御覧ください。

祈りをささげる老人の姿がうつる慰霊碑の写真です。祈りを捧げる老人の姿が映る慰霊碑

 

「渡良瀬川と共に」 足利市長 早川一夫 書

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最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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