栃木県足利市にある「織姫神社」は、
縁結びの神社として知られていますが、
どんな神社なんでしょうか。
最初に、織姫神社の由緒、歴史、
基本情報などをお伝えします。
そして、織姫神社「正面大鳥居」(一の鳥居)の前に立つと、
左手側に「縁結び坂」、直進する境内まで229階の石段があり、
初めてお越しになった方は、どちらから上るか迷いますよね。
そこで、、織姫神社境内への上り方と、社殿周辺の散策の後、
境内から「正面大鳥居」(一の鳥居)までの戻り方について、
「おすすめのコース」を御案内いたします。
みなさまが「おすすめコース」を散策いただくことで、
見落としがちなスポットも、
くまなく散策できるようになると考えました。
本稿では、足利に生まれ育った筆者ならではの視点に立ち、
皆さんが楽しく、安全に散策できることを目指します。
そして、大好きな人、仲の良いお友達や家族のみなさんと、
素敵な縁結びをしていただければ幸いです。
アイキャッチ画像:『直人のスケッチ』2023カレンダー
『織姫神社』2008年5月作足利岩下書店で好評発売中です。
この記事の目次
- 1 【足利織姫神社はどんな神社?】
- 2 【足利織姫神社:おすすめ参拝コース】
- 3 【足利織姫神社:上りは「縁結び坂」から】
- 4 【足利織姫神社:社殿周辺の散策】
- 5 【足利織姫神社:下りは「石段参道」で】
【足利織姫神社はどんな神社?】
足利織姫神社 社殿
<足利織姫神社:御由緒>

足利織姫神社の御祭神は、機織をつかさどる
《天御鉾命》と織女である《天八千々姫命》の
二柱の神様です。御祭神は、共同で織物(生地)を織って、
天照大御神に献上したといわれています。織物は、経糸と緯糸が織りあって織物(生地)となることから、
男女二人の神様を御祭神とする縁結びの神社と
いわれるようになりました。

また、織物をつくる織機や機械は、
鉄でできているものも多いことから
全産業の神様といわれ、7つの御縁を結ぶ産業振興と
縁結びの神社といわれています。足利織姫神社 案内パンフレット より
<足利織姫神社:歴史>

年 代 | 沿 革 |
---|---|
宝永2年(1705) | 足利の守護神として二柱の神を 伊勢神宮所管より勧請 |
明治12年(1879) | 現在の地に社殿建造 (翌年火災により焼失) |
昭和12年(1937) | 現在の社殿、神楽殿等完成 |
平成29年(2017) | 遷宮80年 |

織姫神社にお越しになった方でも、
昔は「機神神社」として、足利市通四丁目から、
現在の織姫山に移ったことはご存じないかも知れませんね。
♬ 神輿かついで織姫まつり
神楽囃子は花降らす トコトロリコトンカラリ
トントンカラリコ トンカラリ ♬
織物の街、足利市の歌の中には「織姫神社」(機神さま)が
よく登場します。
足利の織物は、奈良時代初期の和銅6年(713)5月に、
ふとぎぬを献進したことが『続日本記』に記されています。
また、天平勝宝4年(752)奈良の大仏開眼の際、
足利織物が送られたという記録も残っています。
足利の織物についての詳細は、「足利織物伝承館」や
「友愛会館」で紹介されています。
このように私たちにとって、馴染みの深い織姫神社を
眼下に見える渡良瀬橋や夜景を楽しみながら
御案内いたします。
関連記事を御紹介しますので、ぜひお越しくださいね。
足利観光スポット!は「足利まり歩きミュージアム」友愛会館からスタート!
<足利織姫神社:七夕祭りと足利花火大会>

足利の花火大会は、北関東の名物の一つとして有名です。
現在では、8月の第1土曜部に行われますが、
以前は織姫神社の祭典と合わせ「七夕祭り花火大会」として、
月遅れの七夕祭りの夜に行われていました。
つまり、8月7日ということで、現在のように
土曜日とは決まっていなかったそうです。

渡良瀬橋ブログ「絵手紙作品集」より「絵手紙」作品集「自然いっぱいコーナー」
<足利織姫神社の基本情報>
所在地 | 神社:〒326-0817 栃木県足利市西宮町3889奉賛会事務所:〒326-0817 足利市通3丁目2589 (足利織物会館内) |
---|---|
電話 | 事務所:0284-22-0313 Fax:0284-22-3720 (お問い合わせは、平日のみ) |
アクセス | 北関東自動車道 足利IC:10分 北関東自動車道 太田桐生IC:15分 JR足利駅 :徒歩30分 東武足利市駅 :徒歩30分 (カーナビ入力:手打ちそば 伊とう 足利市巴町3890-17 ☎0284-21-5201 織姫山へ上がり、本殿右手側の 中腹の駐車場を御利用ください) |
社務所受付時間 | 午前9時~午後4時(年中無休) |
駐車場 (すべて無料) |
① 織姫駐車場(本殿東側 織姫山中腹) :30台 身障者用1台 ② 織姫公園駐車場(本殿裏側 織姫山頂上) :28台(乗用車専用) ③ もみじ谷駐車場 (ホワイトパレス手前:11台:乗用車専用) ④ 織姫観光駐車場(本殿登り口 一の鳥居前) :バス1台 乗用車13台 ⑤ さいこうふれあいセンター(足利市西宮町 2838番地)旧西小学校跡地 (一の鳥居より150m西側の山側) :バス2台 乗用車29台 |
<足利織姫神社:駐車場>
<④:織姫観光駐車場>
* ○印の番号は、基本情報の表中に示す駐車場の番号です。

織姫神社前の交差点にある「織姫観光駐車場」です。
織姫観光駐車場には、公衆トイレがあり、
織姫神社正面大鳥居の対面にあります。

足利織姫神社歳旦祭(初日の出を拝む会)は、
自転車でいっぱいになってしまいます。
<①:織姫駐車場>

織姫山の中腹にある「織姫駐車場」です。
織姫駐車場には、公衆トイレがあり、
織姫神社本殿の東側にあります。
<②:織姫公園駐車場>

織姫山の頂上にある「織姫公園駐車場」です。
織姫公園駐車場は、本殿の裏側、織姫山頂上にあり、
駐車場内には、公衆トイレはありません。
公衆トイレは、織姫公園駐車場の手前、
「もみじ谷」「両崖山ハイキング」入口の
東屋のある休憩所にあります。(飲料水自販機あり)
また、織姫公園駐車場に車を駐車し、
さらに山頂に向かうと、ホワイトパレスがあり、
1階にトイレがあります。(パレス前に自販機あり)
<③:もみじ谷駐車場>

ホワイトパレス、織姫公園駐車場の手前にある
「もみじ谷駐車場」です。
ホワイトパレスは、織姫公園駐車場の上にあります。
もみじ谷駐車場には、公衆トイレがあり、
自販機と東屋があります。
<⑤:さいこうふれあいセンター駐車場>

織姫山の西側にある「さいこうふれあいセンター駐車場」です。
織姫神社正面の大鳥居までは、徒歩約5分です。
駐車場南入口には、簡易型公衆トイレがあります。
「織姫観光駐車場」(神社交差点前)が満車の場合に、
この「さいこうふれあいセンター駐車場」が便利です。
「さいこうふれあいセンター駐車場」は、
「織姫観光駐車場」の西側にあります。
<迷うのは、織姫山への登り口では?>

織姫山への登り口は、足利短期大学の北側、
山沿い(柳原用水)の道にあります。
標識がありますので、矢印方向へ左折しましょう。


道なりに進み、織姫山中腹の分岐を左側に行くと
「織姫駐車場」、山道をさらに上ると、「もみじ台駐車場」
「織姫公園駐車場」へと続きます。
足利織姫神社の地図は、こちらです。
【足利織姫神社:おすすめ参拝コース】
織姫神社正面大鳥居から、境内までの
「おすすめ参拝コース」を御案内いたします。
上り:正面大鳥居 ⇒ 縁結び坂へ
「織姫の祈り」⇒ 「七色の鳥居」 ⇒ 「しあわせの絆」⇒ 「境内」周辺散策
下り:「境内」⇒ 石段参道へ 「歴史の広場」⇒
「創造のひろば」 ⇒ 正面大鳥居

大鳥居を直進すると、織姫神社境内まで、
229段の石段参道になっています。

足利織姫神社では、初日の出を拝む会が
1月1日に行われます。
正面大鳥居の手前左手側には、「七色の鳥居」を
くぐりながら上る「縁結び坂」があります。

<おすすめする理由は?>
織姫神社の境内までの上りは、坂が穏やかな
「縁結び坂」をおすすめします。
しかし、縁結び坂は、ところどころ石段が
変形している部分があり、自然いっぱいの道ですが
足下が不安定です。
そのため下り道は、消火栓を兼ねた
手すり付石段参道の方が安全に下りることが
できるからです。
その反面、石段参道は急な階段です。
境内まで229段もあって、若者でさえ上りきるまで
息が切れてしまうほどです。
そして、縁結び坂と石段参道の両方を利用することで、
それぞれの坂にある「散策スポット」に
容易に立ち寄ることができます。
【足利織姫神社:上りは「縁結び坂」から】
<足利織姫神社:ライオンズの碑・造営碑>
<ライオンズの碑:『織姫の祈り』碑>

織姫神社正面の大鳥居の手前を左に行くと、
七色の鳥居の前に、
『織姫の祈り』ミュージックボックスがあります。
ミュージックボックスの前にはベンチもあって、
ゆっくり歌を聴くことができます。
のっけから歌を聴くのも・・・ということであれば、
織姫神社散策の締めくくりとして、
ゆっくり鑑賞するのもいいですね。

作詞・唄 真氣 作曲 中北 利男

ボタンを押すと、5秒後に曲が流れます。
<織姫神社:造営碑、友愛義団碑>

友愛義団碑の左側にある「造営碑」です。
「造営碑」は、徳富蘇峰撰文によるものです。
徳富蘇峰:文久3年(1863)- 昭和32年(1957)
日本のジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家。
『国民新聞』を主宰し、『近世日本国民史』の著者。
撰文:記念碑などに刻む文章のこと。
<足利織姫神社:七色の鳥居>


ライオンズの碑:『織姫の祈り』碑と、
「織姫神社造営碑」、「友愛義団碑」を過ぎると、
「七色の鳥居」があります。
七つの御神徳を象徴する「七色の鳥居」を潜ると、
良き縁が結ばれると言われています。
ローカルな話題ですが、報道によると、
このたび県立足利高等学校と県立足利女子高等学校が
統合されることになりました。
その記念として、両校の同窓会が、ここ織姫神社に
鳥居を奉納したとのことでした。

<縁結び 七色の鳥居の御神徳>
鳥居の色 | 御神徳(縁結び) |
---|---|
赤 | よき 人 と縁結び |
黄 | よき 健康 と縁結び |
緑 | よき 知恵 と縁結び |
青 | よき 人生 と縁結び |
若草 | よき 学業 と縁結び |
朱 | よき 仕事 と縁結び |
紫 | よき 経営 と縁結び |


新しい鳥居には、「奉納 足利高等学校 同窓会」
「奉納 足利女子高等学校 八千草会」と記されています。
そして、もう一校、以前から建てられていた鳥居の中に、
「奉納 足利工業高校同窓会 栃工会」がありました。
県立足利工業高校は、栃木県で初めて開校した工業高校であるため、
同窓会名は「栃工会」であり、その伝統を今日に伝えています。
なお、足利工業高校の前身は「足利織物講習所」でした。
足工高の初代校長は、足利織物産業に貢献した近藤徳太郎氏です。
足利織姫神社への画像ルートは、
レンタサイクルで「渡良瀬橋」から「織姫神社」そして「両崖山」までのハイキングコース
をごらんください。
<足利織姫神社:八木節の碑>

七色の鳥居をくぐり、アジサイの咲くつづら折りを上ると、
「記念碑のひろば」に着きます。


記念碑のひろばには「八木節の故郷足利・八木節の由来」碑があります。

「八木節の故郷足利・八木節の由来」碑の右側に、
堀込源太が歌う「八木節ミュージックボックス」があります。
ベンチも設置されていますので、
ちょっとした休憩場所として御利用になれます。
昔、足利銘仙の宣伝にも使われたという「八木節」を
どうぞお聴きくださいね。
<足利織姫神社:御神徳碑・しあわせの絆像>

八木節コーナーから、七色の鳥居をさらに上ると、
「縁むすび広場」にある「織姫神社御神徳」碑と
「しあわせの絆」像に着きます。

織姫神社七つの御神徳が刻まれた石碑です。
そして、その隣には、なんともしあわせそうな
石像が立っています。


<恋人たち必見!:赤い糸で縁結び>

しあわせの絆像の隣に、「赤い糸の縁結び」の
お札掛けがあります。

赤い糸のお札は、「縁結びの神様 足利織姫神社」と
記された反対側の面に、お二人のお名前を記して奉納します。
赤い糸の縁結びのお札は、境内左手前の社務所で
受けることができます。

社務所で、お守りや御朱印などと一緒に
受けることができます。
赤い糸の縁結びのお札は、初穂料:1枚300円です。
お二人のお名前を記入したら、お帰りの際に
「しあわせせの絆 」に立ち寄って、
しっかり結んでお帰りくださいね。
<お忘れなく>(合流地点:②)
<足利織姫神社:縁結び坂と石段参道の合流点>

七色の鳥居(縁結び坂)の終点は、
石段参道と合流します。

縁結び坂と石段参道の合流地点は、
正面大鳥居から境内に向かう途中、3箇所あります。

七色の鳥居(縁結び坂)をくぐり終えた正面、
石段参道の向こう側に、蕎麦処「蕎遊庵」があります。
蕎遊庵の店主は元、喫茶店(アラビカ)のマスターで、
現在では、足利屈指の蕎麦名人です。

冷たい蕎麦とあたたかい蕎麦が用意されています。
メニューに「縁結びそば」(750円)などもありますので、
ぜひ御賞味くださいね。
この先、蕎麦処から、境内に向かう道は一つです。
縁結び坂から上ってきた参拝者も、
これより石段参道の階段を上ります。
<足利織姫神社:手水舎>

蕎麦処から階段を19段上ると、左手側に手水舎があります。


手水舎を背にして見る風景です。
灯ろうの隣に、織姫神社の概略を記した
案内板がありますので、御覧ください
<足利織姫神社:七色の吹き流し>

足利織姫神社の御神徳を象徴する「七色の吹き流し」が
みなさんを境内へと誘います。
<足利織姫神社:境内に続く19段>

手水舎から19段の階段を上ると、
いよいよ織姫神社の境内になります。
織姫神社正面大鳥居から石段参道を上ると、
境内までは、229段になります。
【足利織姫神社:社殿周辺の散策】

<足利織姫神社:社務所>

階段を上りきると、織姫神社の境内です。
左手側から社務所、御神木、神楽殿、社殿と続きます。

社務所では、たくさんのお守り、御朱印などを
受けることができます。
なかでもレースのお守りは少し高価ですが、
とても人気があるようです。(初穂料:1,000円)


御朱印や御朱印帳は、数種類あります。
社務所で、ゆっくり選ぶのも楽しいですよね。
なお、季節限定の御朱印もあります。



<足利織姫神社:御神木>

足利織姫神社の御神木は、スダジイ「すだ椎」です。
すだ椎は、ブナ科・シイ属の常緑広葉樹です。
スダジイは、まるでブロッコリーのように見えますよね。
<足利織姫神社:神楽殿>

<神社にはたくさんのハート❤が!?>

織姫神社の神楽殿にも、たくさんのハート❤が
ありました。
ハート❤は、足利織姫神社案内パンフレットによると、
日本の神社やお寺にあるハート型は、「猪目」と
よばれるものです。ハートの形のイノシシの目を意味し、強い動物の
力で厄災をしりぞけて福を呼ぶという厄除けの
文様です。
なるほど、勉強になりました。
そういえば、灯籠にもハート❤がありましたね。

余談ですが、織姫神社の正面大鳥居の近く(徒歩約5分)に、
足利の文化財「物外軒・庭園」があります。
春と秋に、無料公開されていますので、
あわせてお立ち寄りくださいね。
物外軒の詳細は、
物外軒茶室・庭園 足利の文化財無料公開!
を御覧ください。
<足利織姫神社:社殿>
織姫神社:社殿のライトアップ(陸の竜宮城)
国の登録有形文化財の社殿は、
通年ライトアップされています。
「織姫神社」の夜景の詳細は、
「渡良瀬橋」から「足利灯り物語」2021へ


<足利織姫神社:祭事>
月 日 | 祭 事 |
---|---|
1月1日 | 歳旦祭「初日の出を拝む会」 |
5月5日 | 春季例大祭 |
8月吉日 | 七夕短冊「御焚き上げ神事」 |
11月3日 | 秋季例大祭 |
<足利織姫神社:歳旦祭「初日の出を拝む会」>



新年の神事とともに境内では、祈願太鼓が響きます。
大晦日から元旦にかけて、ライトアップが行われました。
また、新年を祝う太鼓の演奏と、古いお札のお焚き上げも
行われました。



<足利織姫神社:愛の鐘>

- 愛は限りなく広いそして深い -
足利織姫神社は、2014年「恋人の聖地」に
選定されました。

<足利織姫神社:境内から望む渡良瀬橋>
織姫神社から望む「渡良瀬橋」



渡良瀬橋から望む織姫神社です。
<足利織姫神社:フラワーパーク大藤の分枝>
織姫山中腹にある織姫駐車場から、社殿に向かう途中に、
藤棚があります。
この藤は、「あしかがフラワーパーク」の
大藤の子ども(分枝)だそうです。
すばらしい良縁ですね。


♩ ♬ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♬ ♩ ♩ ♩ ♩
「縦の糸はあなた、横の糸は私、織りなす布は・・・」
だから、縁結びの神様なんですね!
お祈りは、「願い事ではなく、感謝の気持ちを込めて!」
ついつい、お願い事をしてしまう私でした。
「よき○○と縁結び」がキーワード!
たしかに、よき事と縁があるといいですね。
裏を返せば、よからぬ縁を切ってくれることにも?
ということで、この七つの御神徳は、
「七色の鳥居」や「七色の吹き流し」が
象徴となってるんですね。
<足利織姫神社:駐車場から織姫山頂上へ>

織姫駐車場の公衆トイレの西側に、
織姫山の頂上を目指す道があります。
織姫山の頂上へは、車で向かい、
「もみじ谷駐車場」か「織姫公園駐車場」を
利用することもできます。
徒歩で向かう場合は、149段の石段を上ります。

織姫山山頂に通じる石段の右側に、
「大山阿夫利神社参道入口」を示す石碑が
立っています。
山頂付近に、「大山阿夫利神社」があり、
石段は参道になっています。
大山阿夫利神社は、入口から100段目にあります。

石段の脇に「もみじ谷」を示す看板もあります。

入口から41段目石段の右手側に、
もみじ谷駐車場付近の吊り橋に向かう山道があります。
山道を進むと、大山阿夫利神社には行けません。
石段は急斜面で、休みながら上らないと、
息が切れてたいへんですが、
がんばって直進しましょう。
なお、階段を避けて「もみじ谷」方面に向かう場合は、
山道を選びましょう。
もみじ谷駐車場:休憩所までは、約10分です。


山道の途中から見える風景です。

山道は、吊り橋のたもとに出てきます。

吊り橋をくぐって進むと、
前方に「もみじ谷駐車場・休憩所」があります。

<大山阿夫利神社>

山道を選ばず、頑張って石段を100段上ると、
大山阿夫利神社に着きます。


大山阿夫利神社の右隣に、「足尾大神」の碑もあります。
足尾大神(足王様)は荒脛神とも呼ばれ、
手、足、腰などの病気から守ってくださる
とされています。

入口から阿夫利神社まで、休まず上って来た方は、
阿夫利神社の広場で一息つきます。
広場から頂上までの石段は、49段です。

阿夫利神社の広場から石段を上ると、
織姫山の頂上にある古墳がだんだん見えてきます。
「もみじ谷」は、山頂古墳、レストラン棟を超えた
北側にあります。
まずは、山頂の散策を楽しみましょうね。
<機神山(織姫山)古墳>

織姫山は、機神山とも呼ばれる標高118mの山です。

<織姫公園レストラン棟>

古墳の隣に、織姫公園レストラン棟
「ホワイトパレス」があります。

清涼飲料水の自販機が」あります。
また、レストラン棟の1階に、トイレがあります。
<織姫公園レストラン棟の御案内>
開館時間 | 午前9:00~午後5:00 |
---|---|
休館日 | 月曜日(月曜日が祭日の場合は翌日) |
1 階 | 市民の広間:無料 |
2 階 | 和室・ホール:有料(要予約) * 夜間利用がある場合は、午後10:00までの貸し出し。 |
3 階 | 展望室:無料 |
問い合わせ | 織姫公園管理事務所 足利グリーンサービス(株) 0281-22-8256 |
<レストラン棟1階:蕎麦処>

レストラン棟に入ると、すぐ右手側に蕎麦処、
手打ちそば「伊とう」があります。


1階市民の広間内のディオラマにも
「渡良瀬橋」がかわいらしく作られていました。
<レストラン棟2階:和室・ホール>

<レストラン棟3階:展望室>

展望室に入ると、眼下は絶景のビュースポットです。



鑁阿寺の詳細は、
国宝「鑁阿寺」:地元足利から御紹介「歴史と伝説の散歩道」
を御覧ください。
<織姫公園展望台>

織姫公園レストラン棟のまえに、展望台があります。
展望台からも、関東平野が一望できます。

展望台から望む風景
<足利織姫神社:織姫公園の桜>

春になると、織姫公園の桜が開花します。
おすすめのポイントは、吊り橋周辺のソメイヨシノです。
吊り橋は、織姫公園レストラン棟の北側にあります。

足利市内の桜の名所は、
足利桜の名所6選!「渡良瀬橋」からスタート!<2020>
を御覧ください。
<織姫公園・もみじ谷駐車場・休憩所>

織姫公園レストラン棟、展望台から、
織姫公園駐車場から下ると、「もみじ谷駐車場」があります。

駐車場・休憩所の北側に「もみじ谷」があります。

もみじ谷駐車場・休憩所の公衆トイレの脇に、
清涼飲料水の自動販売機があります。
自動販売機を過ぎた北側に、もみじ谷の入口があります。
もみじ谷を示す道標
突き当たりを左に行くと「もみじ谷」、
右に進むと、「両崖山・行道山」ハイキングコースです。


秋になると、見事な紅葉を見ることができます。


<織姫公園から県立自然公園ハイキングコースへ>

もみじ谷駐車場・休憩所から、約40分で両崖山(標高251m)、
平安時代の武将・藤姓足利氏の足利城跡、市天然記念物の
タブノキ自生林を見ることができます。
さらに、約50分で日本三大毘沙門天「最勝寺」、大岩山
(標高417m)から約60分で、葛飾北斎が描いた行道産
「浄因寺」に到達します。
そして、もみじ谷駐車場・休憩所から名草巨石郡までは、
約240分の道のりです。
ハイキングの詳細は、
大岩山毘沙門天(最勝寺)足利市の霊山:修験者気分で山登り!
<聖地巡礼>「炭治郎が切った岩?」鬼滅の刃と栃木県足利市
を御覧ください。
【足利織姫神社:下りは「石段参道」で】

織姫神社の境内から、今度は参道の石段を下ります。
境内から正面大鳥居までの間、縁結び坂との合流箇所が
3か所ありましたね。
下り最初の合流地点は、蕎麦処の前です。
(境内から下り、38段目)
蕎麦処前を右に入ると、縁結び坂へ入ります。
さらに直進して石段を下りると、2箇所目の合流点になります。
(蕎麦処から下り、37段目)
2箇所目の合流点は、右手側縁結び坂に「しあわせの絆」があります。
(社務所でいただいた「赤い糸のお札」は、
「しあわせの絆」に結びましょう)
<足利織姫神社:歴史のひろば>
歴史のひろば入口
「しあわせの絆」の左手、石段参道側に
「歴史のひろば」があります。


石碑には、「足利氏の略系」や、
「足利と足利織物の歴史」などが詳しく刻まれています。
また、足利織物の指導者の像が設置されており、
優れた功績が称えられています。
「歴史のひろば」から、下り、43段目には、
3箇所目の合流箇所があります。
<足利織姫神社:創造のひろば>

参道石段の途中にある「二の鳥居」です。
二の鳥居は、正面大鳥居から階段を数えると、
111段目になります。
二の鳥居の右側(縁結び坂)に「八木節の碑」と
ミュージックボックスがあり、左手(参道石段)側に
「創造のひろば」があります。


<足利織物の偉大な指導者たち>
「創造のひろば」には、織物の町足利を育てた
偉大な指導者たちの歴史と功績が刻まれています。



足利トリコットの創製、発展に寄与された3人の銅像です。

足利のトリコットの歴史について、
詳しく解説されています。
<現代美術家の視点に立って>

長 重之氏の作品です。
「視床」は領域や境界に関わる作品で、時空を超えて
感性に響くとき、思考の領域まで示唆する作品です。

●黒丸の視点に立ち、足利トリコットの歴史とともに、
「視床」を見つめてください。そして自身の領域を
探求しましょう。人の思考の領域は無限の可能性を秘めて存在します。
それに向かってチャレンジする次世代を担う方々へ、
期待を込めたメッセージのひろばです。「創造の広場」説明 K.HAYAMA より
<足利織姫神社:正面大鳥居まで>
「創造のひろば」から下り、111段で
正面大鳥居に戻ります。
「足利灯り物語」期間中の風景
階段を下りて見る景色も、また趣があって、
いい感じです。
神社の入り口、正面大鳥居まで下りてきました。
さあ、あなたも、大切な人と一緒に、
足利織姫神社に、ぜひお越しくださいね。
「足利灯り物語」の詳細は、
「渡良瀬橋」から「足利灯り物語」2021へ
を御覧ください

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
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