日本最古の「足利学校」や、
日本一の「あしかがフラワーパーク」、
そして、サミットでもお馴染みの
「ココ・ファーム・ワイナリー」など、
見どころ満載の栃木県足利市。
足利市にお出かけになる前に、ぜひ、立ち寄りたい
観光拠点の一つは、友愛会館「足利まちなかミュージアム」です。
【足利商工会議所 友愛会館】

この建物の地下に、「足利まち歩きミュージアム」
があります。
<友愛会館の基本情報>
* 詳細確認等は、公式ホームページを御覧ください。
所在地 | 〒326-8502 栃木県足利市通3丁目2757 |
---|---|
電 話 FAX |
0274-21-1354 0284-21-6294 |
開館日 | 年中無休 |
開館時間 | 9:00~17:30 |
アクセス | 東武足利市駅[出口2]から徒歩10分 JR足利駅北口から徒歩11分 |
駐車場 | 会館南側 約70~100台完備 |
入館料 | 無料 |
<友愛会館1階ロビー>


「足利まち歩きミュージアム」は、
友愛会館の地下にあります。

1階は、イベントホール、案内窓口、
お土産売り場になっています。


入り口近くにある、パンフレットコーナーです。
ここには、たくさんの御案内があります。
お好きなパンフレットをお選びくださいね。

足利銘仙の詳細は、
学び舎のまち散策は「足利まちなか遊学館」からスタート!
を御覧ください。

足利市ゆかりのお土産が、たくさん販売されています。
特におすすめは、新「あしかが論語名句選かるた」です。

企画・発行 | 足利商工会議所 |
---|---|
執筆。監修 | 須永 美知夫 |
協 力 | 史跡 足利学校 |
定 価 | 950円(税込み) |
足利のまちを歩くと、ところどころに、
論語が出てきます。

お子さんといっしょに、
「論語かるた」を楽しむのもいいですね。
【足利まち歩きミュージアム】

友愛会館の建物は、元「足利銀行」でした。
ミュージアムは、地下の金庫室にあります。

なんだか、わくわくする階段ですね。
銀行だった頃は、むやみに入れなかったエリアですから!
地下には、貸金庫などの分厚い扉が、
インテリアとして残されています。
<第一室 足利の観光>


織姫神社、渡良瀬橋、繊維工場など、
足利の名勝・旧跡が紹介されています。

足利尊氏坐像、足利学校、足利の花火、
機織り工場などを紹介したパネルです。

ここにも、しっかり紹介されていました。
なんと、昭和9年の風景です。
しかし、紹介文の冒頭に、
森高千里さんのお名前が、しっかり記されていました。
<第二室 足利の古代から江戸間で>




私が小学生だったころ、近所の空き地で、
土器のかけらや、黒曜石で作られた矢尻を
よく見つけました。
縄目のついた土器のかけらを見つけると、
子どもながら、原始時代に思いを馳せていたことを
なつかしく思い出されます。
簡単に、土器のかけらが見つけられたほど、
足利は、古代から文明が開けていたと言えるでしょう。

江戸時代、徳川幕府の庇護を受けた足利学校の
復元模型です。
日本最古の総合大学「足利学校」の「学校門」や
「大成殿」など、見事に復元されています。
<第三室 足利の近現代>



(あしかがしちゅうえいりあんないすごろく)
明治27年(1894年)に作られた双六(すごろく)で、
当時の足利の商店などのたたずまいが、生き生きと
描かれています。足利停車場(現在のJR足利駅)がスタートで、
東町(伊勢町)から西へ進み足利織物講習所
(現在の栃木県立足利工業高等学校の前身で
当時は、今福町にありました)がゴールになってい
ます。110年以上前につくられたものですが、中には
現在も営業を続けているお店もありますので
探してみてください。この双六は「弐丁目 鮮魚乾物商
川島宗助」とある(株)川宗より頂戴したものです。
この双六は、地元の方々にも楽しめますね。

「足利学校記録」にもみられる、
足利戸田藩の陣屋屋敷です。
<足利に貢献した人々>

<田崎草雲>

(たざき そううん 1815~1898)
町を守り、足利学校を守った足利の南画家です。
「草雲美術館」については。
足利スケッチ散策『渡良瀬橋の夕日』
長島喜一氏のスケッチ回想【草雲美術館】
を御覧ください。
<三代目 木村半兵衛>

(きむら はんべい 1832~1886)
繊維会の豪商~お札を作った男

<戸田 忠行>

(とだ ただゆき 1847~1918)
足利藩最後の殿様
<近藤 徳太郎>

(こんどう とくたろう 1856~1920)
足利織物産業の助っ人~足工高初代校長

近藤徳太郎伝刊行会・代表 小林信雄(1995).
足利繊維産業の啓発者 足工初代校長 近藤徳太郎伝
木村半兵衛顕彰会会長 小林 信雄
以前、筆者の恩師であった小林先生から、
書籍をいただきました。

小林先生が好きだった言葉の一つに、
「夢」があります。
そして、先生の雅号「草竹」が自作の「遊印」で
記されています。
小林先生の「遊印」の詳細は、
篆刻と水彩画『渡良瀬橋の夕日』:岡本太郎さんが見に来た遊印作品集
を御覧ください。
<四代目 木村 半兵衛>

(きむら はんべい 1856~1934)
足利の文明開化の先駆者~両毛鉄道の設立~
<荻野 萬太郎>

(おぎの まんたろう 1872~1944)
近代足利の原点~足銀・友愛義団の創設者~

<堀込 源太>

(ほりごめ げんた 1872~1943)
美声の持ち主~八木節が一世風靡~

孫が語る、初代堀込源太
友愛会館1階で販売中です。
<殿岡 利助>
![殿岡 利助[3代目]についての写真です。](https://www.watarasebashi.net/wp-content/uploads/risuke-tonooka-300x225.jpg)
(とのおか りすけ)
明治の高額納税者~アキレス(興国化学)の創始者
織姫神社を再建~
<川島 利一郎>

(かわしま りいちろう 1886~1971)
マチス、ピカソとも親交があった世界の画家
<相田 みつを>

(あいだ みつを 1924~1991)
生涯筆一筋 足利が生んだ孤高の書家

足利銘仙でで織った足利学校の学校門
足利は古くから織物(繊維)産業が盛んで、
特に昭和8年頃の銘仙織り(絹織物のひとつ)
が現れた頃は「足利銘仙」として全国最大の
産地だった。昭和54年、足利商工会議所は栃木県繊維試験場
(現・栃木産業技術センター)の協力のもと、
足利銘仙を再現した。足利学校は日本最古の総合大学として知られ、
学校門は現存する建造物のひとつ。

足利市で、かつて毎年5月の大型連休中の3日に、
旧50号(中央通り:県道67号線)を歩行者天国
にしました。
そして、足利公園から通1丁目交差点まで、
マーチングバンド(警察隊、市内学校のブラスバンド、
八木節など)を先頭に、地元の企業や団体が
仮装行列するというイベントでした。
その後、交通規制などの理由から、1994年に
終了となりました。
その代わりに企画されたのが、「足利まつり」です。
令和4年8月4日~5日にかけて、
足利花火大会の前夜祭として、第1回「ヤングヤング夏祭り」が
開催されます。
ヤングヤング夏祭りの詳細については、
足利花火大会<プログラム>・夏祭り・「まちじゅう美術館」のご案内
を御覧ください。
<第四室 足利の現代そして未来>

<躍進する地元の企業>


「セイホウ」は、ニット会社で、宇宙飛行士の
山崎直子さんが着用した、「銀繊維入り靴下」を
開発しました。
以前、私は、セイホウの社長さんにお願いして、
宇宙で栽培した「カボチャの種」をいただきました。
それを勤務先の子どもたちと一緒に、栽培したことが
あります。貴重な体験でした。
<足利の名物>

ココ・ファーム・ワイナリーのワインは、
九州・沖縄サミットや、北海道洞爺湖サミット
などの晩餐会で愛飲されています。
ココ・ファーム・ワイナリーについては、
<聖地巡礼>鬼滅の刃と栃木県足利市
3 巨石群から「ココ・ファーム・ワイナリー」へ
を御覧ください。

佐野市の「佐野ラーメン」のどんぶりが、
新横浜ラーメン博物館に展示されています。
足利市では、なんと言っても「蕎麦」ですよね。
市内には、とにかく美味しい蕎麦屋さんが
たくさんあります。

あしかが輝き大使の勝俣さんも、
ある番組で、足利のソースカツ丼を
召し上がって、絶賛していましたよ。

足利シュウマイは、中に具が入っていなくても
美味しいですが、この焼きそばには、
ポテトが入っています。
足利名物「焼きそば屋台」は、
レンタサイクルで行こう!「渡良瀬橋」⇒
「足利まちなか」
4 【足利まちなか「やきそば」屋台】
を御覧ください。
みなさん、足利散策を楽しんでくださいね。
最後まで、御覧いただきありがとうございました。
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