野外活動

<足利市>利性院(閻魔堂)と堂裏にある六地蔵石幢(せきどう)

閻魔坐像の写真です。

足利のまちなかにある鑁阿寺ばんなじの西側に、
利性院りしょういん閻魔堂えんまどう)があります。

利性院(閻魔堂)は、井草町の商店街にあり、
路地の参道であるため、見過ごしてしまうことが
多いようです。

そこで、鑁阿寺のすぐお隣に安置されている迫力満点の
「閻魔大王」とお堂の裏にある石造物を御紹介し、
皆様の「家内安全」や「合格祈願」の一助とまることを目指します。

【利性院(閻魔堂):サマリー】

利性院閻魔大王の門の写真です。利性院閻魔大王の門

利性院閻魔堂りしょういんえんまどうの門は、鑁阿寺の西堀(井草通り:県道208号)に
面しており、閻魔堂は、井草通り商店街の路地を入ったところにあります。

鑁阿寺方向から見た閻魔堂入口の写真です。鑁阿寺方向から見た利性院(閻魔堂)入口

 

鑁阿寺方向から見た閻魔堂入口の写真です。利性院(閻魔堂)参道

<足利まちなか寺院:利性院(閻魔堂)基本情報> 

名 称 瑠璃山るりざん 醫王寺いおうじ 利性院りしょういん
(法玄寺の末寺)
本 尊 薬師如来
宗 派 浄土宗
所在地 〒326-0811
足利市井草町2388
大 祭 1月16日 8月16日
電 話 0284-22-0181(ウチダメガネ)
参観・開館時間 10:00~18:30
ウチダメガネ(定休日)
水曜日・第3日曜日
料 金 無料
アクセス 東武伊勢崎足利市駅:徒歩約10分
JR両毛線足利駅:徒歩約10分
北関東自動車道足利IC:訳10分
東北自動車道佐野藤岡IC:訳30分
駐車場
(無料)
● 閻魔堂:2台
● 足利市通二丁目多目的広場
● たかうじ君広場駐車場
終日開放 35代(内:軽自動車11台)
https://www.ashikaga-kankou.jp/access/parking
特記事項 御朱印・御札・御守は、
ウチダメガネで受けられます。

<利性院(閻魔堂)駐車場:足利市通二丁目多目的広場)>

通二丁目多目的広場:駐車場入口の看板の写真です。足利市通二丁目多目的広場:駐車場入口の看板

利性院(閻魔堂)の隣にある足利市通二丁目多目的広場
(駐車場)の入口サインです。

足利市通二丁目多目的広場(駐車場)の入口は、
通二丁目交差点の北西にあります。

通二丁目多目的広場:駐車場入口足利市通二丁目多目的広場:駐車場入口

駐車場の突き当たりに、利性院(閻魔堂)が見えます。

通二丁目多目的広場:駐車場入口の看板の写真です。足利市通二丁目多目的広場:駐車場入口の看板

駐車場の御知用は、中心市街地を訪れる観光客・
商店街の買物客の方を対象に、3時間を上限として
開放されています。

<利性院(閻魔堂):駐車場>

利性院(閻魔堂)前の駐車場の写真です。利性院(閻魔堂)前の駐車場(2台)

利性院(閻魔堂)にも、駐車場がありますが、
道が狭いため、足利市通二丁目多目的広場(駐車場)を
おすすめします。

なお、鑁阿寺、足利学校への散策を兼ねる場合は、
たかうじ君広場駐車場が便利です。

「たかうじ君広場」駐車場の看板の写真です。「たかうじ君広場駐車場」北入口

駐車場は、利性院(閻魔堂)入口前を通る井草通りの
「ウチダメガネ」から、東に曲ると右手側にあります。

中央通り(県道67号線)から、「たかうじ君広場駐車場」へは、
通二丁目交差点の手前(北西)の路地を北に入ります。

中央通り(県道67号線)の案内板の写真です。中央通り(県道67号線)の案内板

 

路地に入った所の風景写真です。路地に入った所の風景

狭い路地のため、最徐行の表示が立っています。

駐車場の写真です。「たかうじ君広場駐車場」南入口

【利性院(閻魔堂)】

利性院閻魔堂の写真です。利性院閻魔堂

 

閻魔坐像の写真です。閻魔大王坐像

<利性院閻魔堂の縁起:境内由緒書>

利性院(閻魔堂)は、瑠理山醫王寺と号し、
本尊は薬師如来で、巴町にある法玄寺の末寺です。

現在は、高さ約2mの閻魔大王坐像が正面に奉られ、
井草の閻魔様と親しまれています。

毎年1月16日・8月16日には大祭が行われ、
「交通安全」や「学業成就」などに御利益があり、
近隣の信仰の厚い方々で賑わっています。

当お寺は、幾度かの火災で記録が消失してしまい、
詳しいことは分かっていませんが、古老の云い伝えや
僅かな資料によりますと、明暦年間(1655~1657)

勧譽善察和尚の創建と伝えられ、明治25年2月の
大火においては堂宇が焼失したのにもかかわらず、
信徒の方の機転により閻魔様の頭部のみが救われたと
言い伝えられています。

また、明治の大火で焼失した堂宇は、信徒等の寄付により、
同年中に再建され、平成21年8月には、法玄寺住職や
信徒の方々の尽力により平成の閻魔堂が完成しました。

お堂の西側には、珍しい六地蔵石灯籠や五輪塔等の
石造物が奉られており、往時の信仰の深い方々の賑いが
想像されます。

閻魔大王は、中国の道教の神で地蔵菩薩の化身とも言われ、
地獄に墜ちた方でも地蔵菩薩が救い出すと云う信仰です。

境内由緒書 より

閻魔大王の写真です。

<利性院閻魔堂の縁起:足利市史>

利性院(浄土宗)閻魔王の坐像あり
一位置 本市井草町に在り。瑠理山醫王寺と號す。
法玄寺末にして、本尊は薬師如来なり。

二沿革 數度の火災に遭ひ、記録全くなし。古老の
言を綜合するに、明暦年間(紀元2315-7年)
堪誉善察和尚の創建なるが如し。

天保2年(紀元2491年)正月の大火に類焼して、
再建せしも、明治25年2月、復焼失す。現在の堂宇は、
篠崎・林兩氏及び信徒の寄付によりて、北郷村江川、
吉川氏の坐敷を譲受け、同年中に再建せるものなり。

本尊の外に、閻魔大王の木坐像あり。高さ8尺。毎年
1月・7月の16日を縁日とし、参拝者雑沓す。
法玄寺住職和田良順兼住す。

檀家なく、町内の寄付によりて維持す。附記この寺の
前の井草通りを「縁切り橋」といふ。實際橋あるに非ず。
依りて婚禮の行列は、此處を通過するを避くる風習あり。
風俗篇参照

足利市役所(編纂)(1928), 第三篇 第二章 佛寺
足利市役所代表者 大給 新・永倉 牧太 足利市史 上巻の二
永倉活版所 pp.1,222-1,223

<利性院閻魔堂:御朱印 >

閻魔堂の御朱印の写真です。閻魔堂の御朱印

御朱印を御希望の方は、参道の並びにある
「ウチダメガネ」で対応してくれます。

閻魔大王の御朱印案内板の写真です。閻魔大王の御朱印案内板

 

参道の並びにある眼鏡店の写真です。参道の並びにある眼鏡店(ウチダメガネ)

利性院(閻魔堂)参道から2軒目のメガネ店です。

御朱印をお願いすると、閻魔堂内を案内してもらえます。

<利性院閻魔堂:職人芸・メガネのつる刀>

メガネのつるで作られた「メガネのつる刀」の写真です。メガネのつるで作られた「メガネのつる刀」

閻魔堂の御朱印を書いてくださるのは、ウチダメガネの店長
一ノ瀬史郎さんです。

一ノ瀬さんは、腕利きの眼鏡職人で、本業の傍ら、
「メガネのつる刀」を制作しています。

地元、下野新聞(2021/1/28)でも紹介されており、
全国の刀剣ファンから注文が殺到・・・。

しかし、一ノ瀬さんは、
「あまり、大々的にPRしないでほしい」と、
本業に打ち込む職人気質の一面を滲ませていました。

精巧に仕上げられた「メガネのつる刀」の写真です。精巧に仕上げられた「メガネのつる刀」

 

<利性院閻魔堂:堂内>

閻魔堂の鰐口の写真です。閻魔堂の鰐口
井閻魔堂がある草集会所の入口の写真です。閻魔堂がある井草集会所の玄関

閻魔堂は、井草町内会で管理されており、
集会所を兼ねています。

十王と閻魔大王の写真です。
十王と閻魔大王の写真です。十王と閻魔大王

 

閻魔大王の写真です。閻魔大王

<利性院閻魔堂:十王>

十王の写真です。十王(①秦広王~⑤閻魔王)

十王とは、仏教や道教などにおいて死者の魂を裁く
十人の裁判官です。

<利性院閻魔堂:十王・①泰広王>

利性院閻魔堂:十王・泰広王の写真です。利性院閻魔堂:十王・泰広王

初七日:秦広王しんこうおう

最初の裁判官で、死後七日目の審理を行います。

<利性院閻魔堂:十王・②初江王>

利性院閻魔堂:十王・初江王の写真です。利性院閻魔堂:十王・初江王

二十七日:初江王しょこうおう
二番目の裁判官で、死後十四日目の審理を行います。

<利性院閻魔堂:十王・③宋帝王>

利性院閻魔堂:十王・宋帝王の写真です。利性院閻魔堂:十王・宋帝王

三十七:宋帝王そうていおう
文殊菩薩を本地とする三番目の裁判官です。

死後二十一日目の裁きを行います。

<利性院閻魔堂:十王・④五官王>

利性院閻魔堂:十王・五宮王の写真です。利性院閻魔堂:十王・五官王

四十七:五官王そうていおう
死後二十八日目を担当する四番目の裁判官です。

<利性院閻魔堂:十王・⑤閻魔王>

利性院閻魔堂:十王・閻魔王の写真です。利性院閻魔堂:十王・閻魔王

五十七:閻魔王えんまおう
死後三十五日目を担当する五番目の裁判官です。

十王の写真です。十王:⑥変成王~⑩五道転輪王)

<利性院閻魔堂:十王・⑥変成王>

利性院閻魔堂:十王・変成王の写真です。
利性院閻魔堂:十王・変成王
六十七日:変成王へんじょうおう
六番目の裁判官。死後四十二日後の審理を行います。

<利性院閻魔堂:十王・⑦泰山王>

利性院閻魔堂:十王・泰山王の写真です。利性院閻魔堂:十王・泰山王

七十七日:泰山王たいざんおう太山府君たいざんふくん
薬師如来を本地とする、死後四十九日目に
最終審理を行う裁判官です。

<利性院閻魔堂:十王・⑧平等王>

利性院閻魔堂:十王・平等王の写真です。利性院閻魔堂:十王・平等王

百ヶ日:平等王びょうどうおう
観音菩薩を本地とする裁判官です。

<利性院閻魔堂:十王・⑨都市王>

利性院閻魔堂:十王・都市王の写真です。利性院閻魔堂:十王・都市王

一周忌:都市王としおう
本地は勢至菩薩です。

死後二年目の審理を行う裁判官です。

<利性院閻魔堂:十王・⑩五道転輪王>

利性院閻魔堂:十王・五道転輪王の写真です。利性院閻魔堂:十王・五道転輪王

三回忌:五道転輪王ごどうてんりんおう
阿弥陀如来が本地とされる、十王最後の王です。

死後三年目の裁きを行う裁判官です。

<利性院閻魔堂:奪衣婆>

利性院閻魔堂:奪衣婆の写真です。利性院閻魔堂:奪衣婆だつえば

奪衣婆は、三途さんずの川(葬頭河)で亡者の衣服をぎ取る
老婆の鬼です。

奪衣婆、葬頭河婆(そうづかば)、正塚婆(しょうづかのばば)、
姥神(うばがみ)、優婆尊(うばそん)とも言われ、
死者の罪状を初江王に報告する役割があります。

また、奪衣婆が付けている真綿を煎じて飲むと、
病気が治るといわれています。

<利性院閻魔堂:仏像>

利性院閻魔堂:仏像の写真です。奪江波の隣に安置されている仏像

 

利性院閻魔堂:仏像の写真です。
利性院閻魔堂:仏像の写真です。

<利性院閻魔堂:御札・御守>

利性院閻魔堂:合格祈願・家内安全のお札とお守りの写真です。合格祈願・家内安全の御札と御守

「最近、合格祈願に訪れる学生さんが増えている」
とのお話をうかがいました。

御札と御守をお受けになる場合は、御朱印と同じく
「ウチダメガネ」までお越しください。

【利性院(閻魔堂):六地蔵石幢】

利性院閻魔堂:六地蔵石幢の写真です。利性院閻魔堂:六地蔵石幢

六地蔵石幢せきどうは、上部が六角形になっており、
六面にお地蔵様が彫り込まれている石造灯篭です。

利性院閻魔堂:六地蔵石幢の写真です。利性院閻魔堂:六地蔵石幢

一般的には、寺院の入り口に置かれる六地蔵と同じです。

「噓つきは舌を抜く」と説いて下さる閻魔大王は、
地蔵菩薩の化身と言われ、信仰すれば地獄に落ちず、
皆救われる御利益があると信じられています。

古老による伝承では、この地は元亀元年(1570)の頃、
足利長尾氏の城下成敗所じょうかせいばいじょとして、「罪人のつぐない」を
行ったところと言われ、刑場の跡地に六地蔵を祀り、
さらに閻魔堂が建てられたと伝えられています。

境内由緒書 より

利性院閻魔堂:六地蔵石幢周辺の石造の写真です。利性院閻魔堂:六地蔵石幢周辺の石造

六地蔵石幢周辺には、数多くの石造物が安置されています。

利性院閻魔堂:六地蔵石幢周辺の石仏の写真です。利性院閻魔堂:六地蔵石幢周辺の石仏

 

利性院閻魔堂:石塔の写真です。石塔

【利性院(閻魔堂):八坂神社】

利性院閻魔堂:祠の写真です。利性院閻魔堂:祠

六地蔵石幢のすぐ隣には、八坂神社が祀られています。

利性院閻魔堂:六地蔵石幢隣のの八坂神社写真です。利性院閻魔堂:六地蔵石幢隣の八坂神社

社内には、神輿が安置されています。

利性院閻魔堂:八坂神社の神輿の写真です。利性院閻魔堂:八坂神社の神輿

利性院閻魔堂:八坂神社の神輿の写真です。
1月16日と8月16日に行われる大祭にも、
ぜひ御参拝くださいね。

閻魔様の観光案内の看板の写真です。足利まちなかご利益マップ

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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