栽培してみたい野菜はいろいろあるけれど、
できれば栽培しやすい野菜から始めたいですよね。
そこで、比較的、簡単に栽培できる野菜と、
中級程度の、みんなに喜ばれるブロッコリー栽培について
御紹介します。
これから、家庭菜園の年間計画を立てる際や、
実際に栽培しながらの参考となれば幸いです。
筆者紹介:モロヘイヤが日本に出回り出した頃から、
野菜を栽培しています。
* 以下に示す、植付・収穫時期等は、関東地方を
基準としています。
【ジャガイモ】
キタアカリ
「キタアカリ」は、「男爵:だんしゃく」と、
「ツニカ」を交配して作出されたジャガイモです。
品種登録されたのは、昭和63年(1988)で
旧北海道農業試験場の開発によります。
キタアカリの形状は、扁球状で、皮の色は、
白黄、果肉は黄色です。
食感は、粉質で、男爵いもとメイクイーンの
中間のような食感です。また、甘みがあり、
サラダ、蒸しいもなどに適しています。
植付時期 | 2月下旬~3月 (遅霜に注意、早植えは、要マルチ) |
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収穫時期 | 6月 (3~4日間、晴天が続いた後が最適) |
🍅 栽培詳細記事 |
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> 家庭菜園 初心者おすすめ!【ジャガイモ】の育て方 |
【子持ちネギ】

子持ちネギ(分けつネギ)は、春先に1本ずつ、
植え付けて1年もすると、約5~6本の株になります。
そのため、毎年、種まきして育てる必要はありません。
しかし、そのまま、植え替えをしないでおくと、
やがて、通風が悪くなり、春の気温上昇とともに、
腐敗することがあります。
また、ネギ全体が真っ黒になるほど、
アブラムシの餌食になってしまうこともあります。
子持ちネギは、他の品種と異なり、
あまりトウ立ちしません。
その分、種が得られにくいという性質があります。
上の写真のネギは、すでに30年以上も前から、
世代交代を繰り返し、現在に至っています。
したがって、当然のことですが、翌年に栽培するネギは、
食べずに残しておきましょう。
(近所のおじちゃんは、差し上げたネギを
いつも全部食べちゃって、苗が無くなっています)
植えかえ時期 | 3月~4月 |
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収穫時期 | 9月以降 |
🍅 栽培詳細記事 |
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> 家庭菜園 初心者おすすめ!【ネギ】の育て方 |
【インゲン】

中国(明:みん)の禅僧、隠元(いんげん)が、
江戸時代、承応3年(1654)に来日した際、
持ち込んだことに由来しています。
インゲンの種類は、「丸ざや種」(インゲンの定番で、
歯切れの良い味わい)、つるあり種、
つるなし種があります。
「平ざや種」(丸ざや種に比べて大きく、
食べごたえがある)育て方は、丸ざやに準じ、
つるあり種、つるなし種があります。
種まき時期 | 4月中旬~7月下旬 |
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収穫時期 | 6月中旬~9月(つるなし種) 7月~9月仲旬(つるあり種) |
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> 家庭菜園 初心者おすすめ!【インゲン】の育て方 |
【エダマメ】

エダマメは、子実の色によって、黄色、茶色、
黒色、青色に分類されています。
茶豆種は、新潟、山形地方の在来品種で、
独特の香りと、強い甘みがあります。
エダマメは、大豆(だいず)が完熟する前の若い実を
収穫して食しますが、日本では奈良・平安時代において、
すでに食されていたとされています。
種まき時期 | 4月上旬~7月上旬 |
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収穫時期 | 7月中旬~10月中旬 |
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> 家庭菜園 初心者おすすめ!【エダマメ】の育て方 |
【オクラ】

オクラは、一般に「青さや種」が作られ、
六角形の品種が最もなじみがあります。
しかし、最近では、実が比較的大きくなっても
かたくなりにくい「丸さや種」があります。
なかでも、見た目がきれいな「白さや種」も
よく出回るようになってきました。
オクラは、明治時代初期、アメリカから日本に
伝来しました。
花は、食用のハイビスカスといわれるほど、
南国情緒にあふれています。
種まき時期 | 4月中旬~5月下旬 |
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収穫時期 | 7月~10月上旬 |
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【モロヘイヤ】

モロヘイヤは、古代エジプトのクレオパトラも
食したという「王様の野菜」として、日本でも
知られるようになりました。
モロヘイヤは、もともとインドの原産ですが、
エジプトに渡来して以来、特に好まれたそうです。
日本における歴史は浅く、1980年代以降の普及と
されています。
筆者がモロヘイヤを初めて栽培した頃は、
日本の虫たちにも、なじみがなかったためか、
ほとんど食害されなかったことをよく覚えています。
(現在では、マメコガネ虫などの「おやつ?」です)
種まき時期 | 4月下旬~7月上旬 |
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収穫時期 | 7月上旬~10月下旬 |
🍅 栽培詳細記事 |
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> 家庭菜園 初心者おすすめ!【モロヘイヤ】の育て方 |
【ブロッコリー】

ブロッコリーは、ローマ帝国時代に栽培され始め、
日本で普及し始めたのは、1960年代後半とされています。
筆者が幼少のころは、まだ、ブロッコリーから変異したという
カリフラワーの方がむしろ主流でした。
ブロッコリーの人気が高まったのは、近年の健康食ブームにより、
栄養価の高さが評価されて以来のことで、モロヘイヤと同じく、
1980年代の頃です。
最近では、花茎の味がまるでアスパラガスのような
「茎ブロッコリー」にも人気が集まっています。
種まき時期 | 1月~3月 7月~8月 (はやどり種) |
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収穫時期 | 4月下旬~6月中旬 10月中旬~12月初旬 |
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【ハーブ類】

ハーブとは、いったい何でしょうか ?
上の写真は、いきなり「シソ」ですが・・・。
「ハーブ」といえば「レモングラス」や
「ローズマリー」などが思い浮かびますね。
一般にハーブとは、
「香りや味が人にとって有用な植物」の総称と
いえるでしょう。
その反対に、虫たちにとっては、
とんでもない嫌われもの、なのかも知れませんね。
このような観点からすると、身近な「シソ」や
「ネギ」は、日本を代表する立派な「ハーブ」です。
これらのハーブ類は、とにかく強健で、
一度、種をまけば毎年楽しめる種類が多く、
反対に、旺盛な繁殖力に手をやくこともしばしばです。
そして、コンパクトに栽培できるという特性もあり、
都会のベランダ菜園に、最も適した作物とも言えるでしょう。
<例:シソ>
種まき時期 | 4月下旬~6月中旬 |
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収穫時期 | 種まき後、10~15日:芽紫蘇 成長株は、葉を随時つみとる。 |
🍅 栽培詳細記事 |
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> 家庭菜園 【ど根性ハーブ】と野菜栽培 |
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
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