お知らせ

足利コミュニティFM:えふえむ だもの(FM DAMONO)ってどんな放送局?

2024年5月に開局した栃木県足利市初のコミュニティFM「FM DAMONO(だもの)って、どんな放送局なんでしょう。

早川尚秀(はたかわ なおひで)市長は、令和7年6月23日の定例記者会見で「防災力向上に向け、ラジオを使って市民に防災情報を伝達する防災行政無線システムを整備する」ことを発表しました。

足利コミュニティFM「FMDAMONO(だもの)」は、地域の期待に応えるべく開局して間もない放送局ですが、だんだんと知名度も上がり、足利市民をはじめ、スマートフォンアプリによって無料で聴けることから、リスナーも全国に広がり、各地の貴重な話題やイベントなどがメッセージとして数多くスタジオに寄せられるようになりました。

当サイトではFM DAMONO:サポーターとして、すでにスタジオ付近の駐車場・駅からのルート案内、開局当初にお会いしたパーソナリティ・ゲストの皆さんや、素敵なリスナーさんの御紹介、そしてサテライトスタジオや、リスナー観覧席の雰囲気をお伝えしてまいりました。

本稿では、このほそ御紹介してまいりました内容を整理し、ユーザー様の利便性を向上させることを目的として、「FMだもの:スタジオはどこ?9つの駐車場と駅からのルート【画像案内】」、「FM DAMONO:パーソナリティ・ゲスト・リスナーさん、出席とりま~す!」の記事より、FM DAMONOに関する概要を抽出し、本稿にまとめました。

前者の記事では、「スタジオ付近の駐車場・駅からのルート」、後者は開局当初の「パーソナリティ・ゲスト・リスナーさんの紹介」に限定し、必要な情報を的確・迅速に検索いただけるように内容を整理いたしました。

本記事では、「足利コミュニティFM:えふえむだもの(FMDAMONO)って、どんな放送局?」と題し、放送局の概要・開局に至るまでの経過・その他の関連情報に特化してお伝えいたします。

この記事を御覧いただくことで、FMDAMONOをよりいっそう身近なコミュニティFM局として感じていただけることでしょう。

ひき続き、「愛されるコミュニティFM」を目指すFM DAMONOを応援していただき、当サイトの「FMだもの:スタジオはどこ?9つの駐車場と駅からのルート【画像案内】」、「FM DAMONO:パーソナリティ・ゲスト・リスナーさん、出席とりま~す!」の記事を合わせて御覧いただけたら幸いです。

【足利コミュニティFM:えふえむだもの(FM DAMONOってどんな放送局?】

<FMだもの:基本情報>

FM DAMONO:スタジオ入り口の写真です。

* サテライトスタジオに最も近かった「たかうじ君広場駐車場」は、区画整理のため閉鎖されました。スタジオに車でお越しの方々のために、スタジオ周辺の無料駐車場にスポットを当てて御案内いたします。

名 称 FM DAMONO(FMだもの)
識別信号
(コールサイン)
呼出信号:JOZZ 3DD-FM
呼出名称:あしかがFM
開局日 令和6年(2024)5月26日
名称の由来 地元出身 書家・詩人相田みつを『にんげんだもの』による
運営会社 足利コミュニティFM株式会社
(民設民営型コミュニティ放送局)
スタジオ(演奏所)所在地 〒326-0812
栃木県足利市大門通2376
問合せ 足利コミュニティFM株式会社
電話:0284-22-4632
Fax :0284-22-4631
公式ホームページ http://www.damono.jp
インスタグラム https://www.instagram.com/fmdamono/
X https://x.com/fmdamono
公式アプリ:FM++ 難聴地域は、公式アプリ「FM++(プラプラ)」でカバー
https://fmplapla.com/fmdamono
放送時間 24時間放送
生放送:平日5時間30分・土日祝日1時間30分
番組表(タイムテーブル)
承認:2024.9.9 渡良瀬通信ブロードキャスト
FM DAMONO番組表
スタジオ観覧料 無料
パーソナリティ レギュラーパーソナリティ:20人
地元出身:落語家 三遊亭歌橘(かきつ)
足利大附属高校放送部
市内高校生グループ「あしもり隊」
市内中学生等約50人
サポーター 約30人
アクセス JR足利駅:車約5分、徒歩約12分
東武伊勢崎線足利市駅:車約5分、徒歩約13分
北関東自動車道 足利IC:約13分

<FMだもの・サテライトスタジオの場所(土産物店内)>

<FMだものと足利市「災害時応援協定」を締結>

FMだものと当ブログを応援する足利市長の写真です。「FMだもの」と「渡良瀬橋ブログ」を応援する足利市長 早川なおひで さん

FMだものは、足利市と「災害時応援協定」を締結しました。

詳細は、support-agreementをご覧ください。

* 出典:足利市広報『あしかがみ』令和6年(2024)8月号 P.8

<防災行政無線システム>
災害応援協定に基づき、FM DAMONOのラジオ波を利用して、市役所本庁舎の危機管理課から情報を発信するために必要な設備設置します。

防災ラジオは、緊急時にFM放送に市が割り込んで情がを発信されます。

防災ラジオの貸与は、スマートフォン等の情報機器を所有していない市民が対象です。

2025年8月 防災ラジオ貸与申し込み受付予定
2026年2月 システム整備完了予定
2026年4月 防災行政無線を整備・運用開始

 

リンク先名称
<承認日>


リンクバナー

☆ あしかがみ 電子版 ☆

2024.7.17・足利市秘書広報課広報広聴

 

足利学校の門をかたどった帽子をかぶるたかうじ君(ゆるキャラ)の写真です。
☆ 足利市長 早川なおひで 公式サイト ☆

☆ 早川なおひでチャンネル ☆

Copyright 2006 Naohide Hayakawa official All Rights Reserved.

<2025.5.27 総合政策部 秘書広報課 秘書担当>

出陣前の足利市長さんの写真です。

出陣前の早川なおひで市長:<2025>足利鎧武者行列
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FMだもの:スタジオはどこ?7つの駐車場と駅からのルー

<FMだもの:土産物店叢林(そうりん)内スタジオ:基本情報>

FMDAMONOスタジオ観覧席のダルマの写真です。
名 称 足利叢林(そうりん)
販売品 足利の銘菓・焼物・小物などの手づくり商品
所在地 〒326-0812
栃木県足利市大門通2376番地
営業時間 1~3月 【水~祝】10:00開店 16:00閉店
4~12月 【火~祝】10:00開店 16:00~17:00閉店
定休日 月曜日(1~3月は火曜日も休み)
電 話 080-4059-7772
アクセス JR両毛線足利駅 : 車約5分 徒歩宅12分
東武伊勢崎線足利市駅 :車約5分 徒歩約13ふん
北関東自動車道 足利IC:約13分
駐車場 2台(近隣に在り:無料)
おすすめ 当店オリジナル:黒呼称大納言ようかん
ココ・ファーム・ワイナリーの各種ワイン

<FMだものスタジオ周辺を描いた郷土の画家:作品>

鑁阿寺:長島喜一 画の写真です。鑁阿寺:長島喜一 画
川島直人のスケッチ『大門通り』の写真です。大門通り・馬車道:川島直人 画

大門通り・馬車道 2008年 11月

青いのれんに 「馬車道」の文字を見つけ 足を止めました
写真入のメニューを見ていると お腹がグーと鳴きそうです

* 御紹介した画家の詳細は、プロフィールを御参照ください。

<FMだもの:開局ビジョンと局名の由来>

FM DAMONO:スタジオの写真です。FM DAMONO:サテライトスタジオ

<足利 コミュニティFM:開局ビジョン>

FM DAMONO:スタジオの写真です。FM DAMONO:サテライトスタジオ

2024年(令和6年)6月19日(水曜日)付け『下野新聞』によると、足利コミュニティFM常務 根岸 智也ねぎし ともやさんは、

「コミュニティFMには市民参加、地域活性化、災害情報発信の3本の柱があります。その中でも比重を置くのは災害情報です。災害情報といっても、災害発生時に発信する一時的な情報だけでなく、被災した方に長く寄り添い続けたい・・・。

と、おっしゃっています。

「・・・普段のコンテンツを充実させたり、多くの市民の方に出演してもらったりし、FMの存在を知ってもらうことが重要と考えています」(聞き手:福田 恭佳ふくだ きょうか 記者)

市民参加型FM局として、普段の親しみやすいコンテンツをとおして、市民への周知と地域の活性化を図り、いざという時の災害に備えるという目的をもっているんですね。

参考:コミュニティ放送の現状<総務省>

足利市内における自治会とFM DAMONOとの連携<例>
<自治会ホームページ内で、FM DAMONOを聴取する方法>

* 令和6年(2024)7月17日 常務取締役 根岸 智也 様 宛て 「FM DAMONOへのリンクについて」-渡良瀬橋ブログ内の「栃木県足利市西新井町自治会<お知らせ>の記事内に、FM DAMONOへのリンク設定について -報告済み

根岸さんは、1988年埼玉県羽生市生れ、埼玉県警、都内ホテル勤務を経て2016年に足利市に移住し、「ココ・ファーム・ワイナリー」でソムリエを務めていました。

ココ・ファーム・カフェの写真です。ココ・ファーム・ワイナリー:ワインショップ&カフェ

(昔話ですが、市内の居酒屋でワイナリーの創始者である川田 昇かわだ のぼる先生に、新ワインを飲ませてもらったことをよく覚えています)

このようなコンセプトから、FM DAMONO:スタジオ(マスター、サブの2スタジオ)は、一般開放カフェルームを含む約50畳ほどの広さが確保されています。

スタジオを訪問すると、筆者が高校生のころ、夢中でカセットテープ(KDDやMaxellのクロムテープ)にFM放送をエアチェックしたり、ベリカード(Verification Card:受診確認証)を放送局からもらったり、また、アマチュア無線を楽しんだりしていたことをなつかしく思い出されました。(若者は理解不能でしたか? ごめんなさい)

FMDAMONO:生中継の看板の写真です。FMDAMONO:生中継の看板

2024年1116日(土)~17日(日)ココ:ファーム・ワイナリーにおいて開催された第41回収穫祭の初日(16日)に、FMDAMONOによる実況生中継がおこばわれました。

会場ではアーティストの生演奏を聴きながら、ワインを楽しむ約6500人の訪問客で賑わいました。

* ココ・ファームの詳細は、<聖地巡礼>「炭治郎が切った岩?」鬼滅の刃と栃木県足利市 3 巨石群から「ココ・ファーム・ワイナリー」へ を御覧ください。

<足利 コミュニティFM:FM だもの 局名の由来>

心の道しるべ:ポスト13の写真です。相田みつを 詩集『にんげんだもの』

FM DAMONO(えふえむだもの)名称の由縁となった詩集 相田みつを『にんげんだもの』の「心の道しるべ」です。

相田みつを詩集『人間だもの』の写真です。
初版:相田みつを詩集『にんげんだもの』直筆サイン入り
筆者の結婚祝いに、みつをさんからいただいた『人間だもの』です。

『祝 門出 道は二人でひらく みつを』

みつを さんの 人生のテーマのひとつ「道」という一語に、魂が込められています。

みつをさん、おかげさんで、道は二人でひらけましたが、いまだ奥様に頭が上がりま○○。

「・・・いいじゃないか、FM だもの」といって、FM DAMONOのせいにさせてもらってます。

相田みつをの詩の写真です。『ひとつのことでも』1962年 ㈱香雲堂本店

生誕100年記念  相田みつを ふるさと展より
2024.7.17-足利商工会議所:掲載許諾済み

相田みつを さんの詩集の中で、筆者が好きな詩のひとつ。

相田みつをの詩『受身』の写真です。相田みつをの詩『受身』:相田みつをと足利学校展示「今よんでほしい相田みつをのことば」より

2024.7.17-史跡足利学校事務所:掲載許諾済み

【足利コミュニティFM:えふえむだもの(FM DAMONO・リスナー観覧席とデリバリー】

一般に開放されている観覧席からは、生放送を行うガラス張りのサブスタジオが観覧できます。

放送局の特色 2

一般に開放されたカフェルーム:デリバリーの利用もできる

パーソナリティ(総長さん)が作成したブレスレットなどのレザークラフト販売コーナーが設置されたこともありました。(2024.11.7)

FMDAMONO:観覧席に飾られた渡良瀬橋の写真です。FMDAMONO:観覧席に飾られた渡良瀬橋

 

FMDAMONO:観覧席に飾られた渡良瀬橋夕景の写真です。渡良瀬橋夕景:渡良瀬橋ブログ撮影

FMだものをPRする目的で、FMだもの観覧席をお借りして、毎日新聞の取材をうけました。

毎日新聞:わたしのふるさと便 イチオシマップ 栃木県足利市「渡良瀬川」夕日が注ぐ名曲の聖地 朝刊総合面 2024/10/6 東京朝刊に掲載

<FMだものスタジオ・デリバリー:デリカテッセンココスプーン>

FM DAMONO:リスニングルーム・デリバリーメニューの写真です。カフェルーム・デリバリーメニュー(掲載承諾:By須田さん)

デリバリー・ランチを囲んで、生放送を聴くことができます。

* デリバリー:出前でいいんじゃね。(By:DJSHOさん)

* PDFファイル:ココスプーン お弁当メニュー

メニューを御覧のうえ、みなさんでご注文くださいね。

デリバリーしてくれるレストランは、「COCO SPOON](ココ スプーン)で、午前11:00ころに予約すれば、お友だちとカフェルームで昼の生放送を聴きながら召し上がることができます。

デリバリーしてくれるレストランは、筆者イチオシの「ココ スプーン」です。

レストラン「ココ スプーン」の写真です。レストラン「ココ スプーン」

 

店内は、大谷石の蔵をリノベーション! 落ち着いた雰囲気でいっぱい! 叢林スタジオで感じるようなノスタルジック満載です。

ココスプーン店内の売店コーナーの写真です。店内ショップ

ココワイナリー関連商など、オリジナルグッズが販売されています。

<ココ・スプーン:基本情報>

名 称 COCO・SPOON(ココ・スプーン)
電 話 0284-41-3399
所在地 足利市伊勢町1-4
定休日 月曜日
営業時間 9:00~20:00
アクセス JR足利駅南口 徒歩1分
モーニング注文時間 9:00~10:45
ランチタイム注文時間 11:00~14:00
(日曜日15:00まで)
夜ごはん 17:00~21:00
(火曜日~土曜日)
終日注文時間 9:00~20:00
(日曜日:~16:00)
備 考 メニューによって注文可能時間が異なりますので、メニューを御覧のうえ御確認お願い致します。

パーソナリティMOさんの『MOちゃんねる』デリカテッセンココスプーンでの対談を見つけました。FM DAMONO開局前の貴重な動画です。これも、アーカイブとして共有させていただきます。《対談:根岸 智也さんとMOさん》

令和6年(2024)7月25日 取締役 常務 根岸智也 様 宛て 「貴局YouTubeの共有について」<MOちゃんねる>報告済み 

MOちゃんねるへのリンクは、こちらからどうぞ

<FMだものオリジナルTシャツ 販売開始!>

FM DAMONOオリジナルTシャツの写真です。FMだものオリジナルTシャツ

 

FM DAMONOオリジナルTシャツの写真です。FMだものオリジナルTシャツ

FMだものオリジナルTシャツ(黒、白)が販売されています。

7月27日(土)『集まれ土曜伝言板!』で紹介されたFM DAMONOオリジナルTシャツ(ネイビー)の他に、7月30日(火)から、黒と白(バックプリント付き)が販売されました。

FM DAMONOオリジナルTシャツの写真です。FMだものオリジナルTシャツ(背面)

販売価格は、税込み3,000円です。(各サイズあり)

お求めとお問い合わせは、「COCO・SPOON(ココ・スプーン)」0284-41-3399「足利叢林(そうりん)」080-4059-7772 までどうぞ。

藍染め:FM DAMONOの白Tシャツの写真です。藍染め:FM DAMONOTシャツ

土産店叢林で藍染め製品を販売している「藍絽座(あいろざ)」代表 風間幸造さんにお願いして、白Tシャツを染めてもらいました。

染める色具合によって、工賃は異なりますが、御相談の上、自分だけのTシャツに染めてもらうのも楽しいですね。ぜひ、御検討ください。

*「隘路坐(あいろざ)」の詳細は、FM DAMONO:パーソナリティ・ゲスト・リスナーさん、出席とりま~す!●<番組名:ゆうやけ!だもの!武藤優世(まぁ姉さん)>藍染め:FM DAMONO Tシャツ を御覧ください。

【足利コミュニティFM:えふえむ(FM DAMONOだもの・サテライトスタジオ土産物店 叢林(そうりん)】

土産物店:叢林(そうりん)」の写真です。土産物店:叢林(そうりん)」

叢林のオリジナル「黒胡麻大納言ようかん」が絶品で、足利おすすめのお土産です。

お土産物店の看板の写真です。店先の手作り感あふれる看板

 

土産物店:叢林の店内の写真です。土産物店:叢林の店内

店内には、ココ・ファーム・ワイナリーが各種取り揃えられています。

ココ・ワイナリーの創始者 川田 昇先生とは、居酒屋で新作のワインを飲みながら語り合ったことをなつかしく思い出されます。

土産物店:叢林の店内の写真です。土産物店:叢林の店内

ワインの他に、足利の銘菓・焼物・小物など足利ならではの手作り商品も販売されており、FMだもの:スタジオ観覧の記念になるでしょう。

Tシャツを着て、足利花火大会を見に行きましょう。

<FM だもの:市民参加型番組のFM局:あしかが市議会だより特集>

FM DAMONOを特集する「あしかが市議会だより」の写真です。FM DAMONOを特集する「あしかが市議会だより」表紙

 

FM DAMONOを特集する「あしかが市議会だより」の写真です。FM DAMONOを特集する「あしかが市議会だより」

 

公式:あしかが市議会だより

栃木県足利市公式ホームページへのリンクバナーの写真です。

* 足利市議会:当ブログからのリンク承認済み:2024.10.29

大門通り(石畳の道)を鑁阿寺南門に向かって左手側に、征夷大将軍 足利尊氏公の立像がある広場があります。

FM DAMONOスタジオ入り口は、広場北隣(鑁阿寺側)の土産物店「叢林(そうりん)」内にあります。(スタジオ名:叢林そうりんスタジオ)

市民の期待も大きい足利市のコミュニティFMラジオ「FM DAMONO」。本格的な放送開始を前にチーフプロデューサーとして放送を担うDJ SHOさんにDAMONOにかかわったきっかけ、ラジオに対する思い、番組づくりやDAMONOの役割、今後の抱負について取材した。(取材日、2024年2月29日)minimu 2024年4月号より引用

FM DAMONOスタジオ入り口の写真です。叢林(そうりん)スタジオ入り口

「まちの声」を電波にのせて届ける FM DAMONO」

「今の若者たちはインターネットを使ったYpu TubeとかTik Tokとかいったところから情報を得ている。下手したら倍速で音を聞いていたりして、本当にそれで楽しめているのかなという気がしています。そういう時代のなか、コミュニティFMができることは、地元の人たちにラジオに帰ってきてもらうこと。まずその思いです。聞いて欲しいのではなく、かえって来て欲しい。」

渡良瀬橋と7月の夕日の写真です。渡良瀬橋の夕日

東京生まれの東京育ち。音楽活動を行ってきたことが縁で、25年ほど前、新潟県内でコミュニティFM2局の立ち上げにかかわり、10年以上にわたって放送に携わってきた。退職後は東京に戻り、業界で忙しく働いてきた。「3年ほど前ですが、ちょっと働き過ぎたので休みたいな。休むにしても東京ではと思い」と探して決めたのが足利市。「用事で呼ばれたときもすぐに東京へ行けるし。足利にちょっと惹かれていたのと、のんびりできるかなと思って」と選んだ。

渡良瀬橋の夕日の写真です。渡良瀬橋の夕日

移住して1年半がたったころ、偶然に足利でコミュニティFMの開局構想があることを知った。「ラジオというワードにびびっときたこともあるのですが、呼び掛けている根岸(足利コミュニティFM・根岸智也常務)がとにかく真剣で、一度話を聞いてみようと」と連絡を取り、「実際どうなのか」と現状確認の意味も含めて何度か会い話をした。「ゼロからの立ち上げで、まだリスナー感覚という面もあったのですが、相手からは本気度が伝わってきて。さらに彼にかかわっているまわりの大人たちからも、開局にかかわる費用の問題も含めて、本気の人が集まっているんだな」と感じた。

FM DAMONO:観覧席の写真です。スタジオ観覧席

そこから「スイッテが入り」、開局に向けて根岸さんとの二人三脚が始まった。スポンサーのこと、番組のこと、放送を行うにあたって免許取得のため、足利コミュニティFMを法人化することなど、直面する課題を話し合い、予備免許ではあるが周波数が決まった。「非常に喜んでいます。安心とともに責任も重くなったと思っています。一度は離れたラジオですが、まるで導かれるように足利に来てしまい、結果、こうなったと」と笑う。

FMDAMONOサテライトスタジオの写真です。FMDAMONOサテライトスタジオ

FM DAMONOの番組はDAMONOサポーターというボランティアの人たちがパーソナリティとなり、番組をつくり上げていく方式。「しゃべりについて個人を尊重したい。私たちもボランティアとして頑張っってくださるパーソナリティも、みんなで楽しんで放送をやっていこうという」というのが番組づくりのコンセプトだ。

FM DAMONO:スタジオ入り口看板の写真です。看板上のパーソナリティ「総長」のランプ

まだまだ歩みを始めたばかりのコミュニティFM局。「どんなことでもかかわりたいという方、ラジオが好きだという方はぜひサポーターに応募してください。お付き合いするなかで、お手伝いをお願いすることもありますし、将来、その方がしゃべるかもしれない。長い付き合いのスパンで参加してもらえれば」と呼びかける。

渡良瀬橋の夕日の写真です。渡良瀬橋の夕日

開局のきっかけは根岸さんが「足利市民の安心安全な暮らしをサポートする防災ラジオの開設が必要」と強く思ったこと。「そのためにサポーターみなさんにお願いしているのは、実際、災害が発生したとき、自分の住んでいるまわりの状況をリアルタイムで知らせて欲しいということです。それは、われわれの重要な役割の一つです」と力を込める。

FM DAMONO:ロゴデザインの写真です。FMDAMONO:ステッカー

「市民のみなさんには、ラジオが地元にできたねという話題から入っていただき、周波数のチャンネルを合わせていただければ。それにどんどん感想を送っていただきたい。いいことも悪いことも受け止めますし、そうやって育ててもらいたいという思いは強いです」。

当サイトの「FMだもの:スタジオはどこ?9つの駐車場と駅からのルート【画像案内】」、「FM DAMONO:パーソナリティ・ゲスト・リスナーさん、出席とりま~す!」の記事を合わせて御覧いただけたら幸いです。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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