目 次
【家庭菜園】冬の野菜 ①
今日の昼の気温は、17℃です。
とても暖かい、2月の日曜日。
久しぶりに、庭の様子を見ると、
プリムラが・・、水ほしさに葉をしおらせていました。
昼間なので時間的に問題なし、急いで水をあげました。
冬の水やりは、暖かいうちに済ませないと、
夜間の冷え込みで、ダメージをうけてしまいます。

冬は、水を控えた方が耐寒性が高まるようです。
だからといって、乾燥させすぎはよくありません。(自己反省)
乾かし気味にするのがコツですね。
野菜の様子を見てみると!
激寒に耐える野菜たちの姿、あまりにも、
すごいことになっていました!
(おいしそうには見えませんが、甘さは抜群ですよ。
* 農・園芸資料集<随時活用版>と、
あわせて御覧ください。
<ブロッコリー>
ブロッコリー:アブラナ科 ヨーロッパ原産
品種名:『ピクセル』(サカタのタネ)

早く収穫できる品種で、つぼみが細かくて、
とてもおいしい!
私は、この品種が大好きで、
ずいぶん前から栽培しています。
中心を収穫しても、後から、どんどん、
わき芽が出てきます。
収穫が追いつかず、つぼみがふくらんでしまいました。
ほとんどの野菜は、種をまくところから始めます!
ブロッコリーの種まきは、
家庭菜園「あなたと育てるブロッコリー」栽培中。
を、御覧ください。
なぜなら、自分の「好きな品種の野菜」が
食べられるから!です。
野菜栽培をしている人は、
こう思ったことがあるのでは?
自分で種まきから始めないかぎり、
苗を購入することになりますよね。
しかし、その際、
たとえばナスについてみてみると。
「水ナス、長ナス、白ナス・・・」
などの案内はされています。
しかし、それぞれの品種名までは、
表示されていないことも多いですよね。
「どんな品種なんだろう?」
自分の好きな品種を見つけましょう。
できる範囲で、種まきから始めると、
栽培コストも、極端に押さえられますよ。
なんといっても、好みの野菜が栽培できる、
それこそが家庭菜園の醍醐味なのです!
このブロッコリーは、
昨年の8月上旬に種まきしました。
(今年も、それくらいの季節になったら、
実践報告します、お楽しみに!)
もちろん、地域差はありますから、
地元の気候特性を勘案してくださいね。
<追伸> 2月25日(木)花が咲きそう!
取りきれなかったブロッコリーのつぼみが、
だんだんと、大きくなって、花が咲きそうです。

<かき菜>
かき菜:アブラナ科 北関東 両毛地区原産
品種名:『宮内菜』(カネコ種苗)
茎が太くて長く、甘みもあって最高です!

私の住んでいる地域では、ほとんどの農家が
「かき菜」を栽培しています。
かき菜は、3月になると、花を付けようとして、
中心の茎がトウ立ちしてきます。
茎を摘みとって食べた後も、
わき芽がどんどん出てきます。
「とう」を「かき取って」収穫します。
だから、この辺では「かき菜」って言うんですよ。
(地方によって、「芯切り菜」など、
いろいろな呼称があります)
ホウレンソウに、少し飽きてきたころに、
タイミングよく出回る「かき菜」、
さっぱりとした味わいがいいですね。
残念ながら、収穫後、すぐにしおれ始めます。
今まで、流通しづらかった要因のひとつ、
だったんでしょうね。
(また、かき菜は、地域性の強い野菜です。
ここ栃木県内でも、
栽培されていない地域があるくらいですから)
この時期は、株元に土寄せをするなど、
できるだけ株を元気に、充実させることで、
春からの成長が良好になります。
今回は、ここまでとします。
ご覧いただき、ありがとうございました。
<追記> 2月25日(木)収穫が始まりました!
最近の暖かさで、かき菜が一段と大きくなってきました。
かき菜の中心から伸びた茎を、包丁で摘心しました。
この後、摘心した株の成長とともに、
脇芽がどんどん出てきます。
その茎を摘んで、収穫を繰り返します。
このとき、土寄せをして、追肥をおこない、
株を元気づけるのがポイントです。
収穫した「かき菜」は、お浸しにして、カツオ節と
醤油をかけていただくと最高です。
あなたも、今年の秋から、私と一緒に「かき菜」を
栽培してみませんか、このブログにより、
リアルタイムで、その方法をお伝えしていきますので、
どうぞ、お楽しみに・・・。
【家庭菜園】冬の野菜 ②
(我が家の愛猫「チェルシー」が、今日も私の作業を監督しています。)
前回に続いて、2月の野菜のようすを紹介します。
<シュンギク>
シュンギク:キク科 南ヨーロッパ原産
品種名:中葉しゅんぎく(タキイ種苗)
霜が降りる前は、たくさん収穫できていました。
露地植えのため、1月になって、
寒さがいちだんと厳しくなってくると、
とたんに枯れ始めてしまいました。
そこで、今回は、まだ枯れていないところに、
ビニールを掛けてみました。
そのため、かろうじて枯れないでいてくれています。
露地植え栽培の場合、霜が降りる前に、
ビニールトンネルで覆わないと枯れてしまう。
シュンギクは、毎年、栽培しています。
いつもだったら、何も施さず、
枯れたらあきらめていました。
今年は、試しにと・・・、
結構いけそうな感じです。
来年は、早めにビニールトンネルで、
防寒してみましょう。
<キャベツ>
キャベツ(玉菜、甘藍):アブラナ科 ヨーロッパ原産
品種名:不明(連結ポット苗を購入したため)
結球する前は、腹ぺこアオムシとの競争でした。
結球する頃、アオムシなどが株の中に入り込まないようにします。
結球してしまうと、取り除けなくなり、中心から食害されてしまい、
穴だらけになってしまいます。
理科研究の材料としては最高ですが・・・。
ミカンなどの葉を食べるアゲハの幼虫を育て、
成虫になるまでの観察は、
子どもたちのよい体験になりますね。
ここでも、また一つ、
生命の尊さを感じるよい機会ですね。
このキャベツ、あまり見てくれはよくありませんが、
一皮むけば、きれいですよ。
とても柔らかくて甘いです。
寒さで凍ってしまわないように、糖分を蓄えるからです。
特に、ホウレン草は、その違いがよくあらわれます。
<追伸> 2月25日(木)もう、開花の準備です。
キャベツもまた、開花の準備を始めたようです。
結球した葉が、だんだんと開きだし、やがて、
トウ立ちして花が咲きます。
<ハクサイ>
ハクサイ:アブラナ科 地中海沿岸原産
品種名:サラダミニ白菜(サカタ交配)
寒さで、ぼろぼろ!ですね。
中には、とろけて小さくなってしまったものも。
大きい結球株は、外葉をとれば大丈夫です。
(いたんだ葉を取り除くと、
三分の一程度になってしまうのもありますが)
今回、初めて「ミニ白菜」に挑戦してみました。
例年、「大きすぎて冷蔵庫に入らない」という、
「おこたん」(私の配偶者)の要望に応え、
ミニ品種の種をまきました。
成長はとても良好ですが、虫たちは正直です。
ミニ白菜の葉には、細かな葉毛がありません。
そのため、口当たりがよく、甘みもあるので、
ヨトウムシがたくさん付いてしまいました。
また、収穫の際は、キャベツと同様、
結球したところを切り離して、
外葉などは、そのまま畑に残しておきます。
そうすると、虫さんたちが、
収穫前の株に、引っ越すことが少なくなるからです。
【家庭菜園】冬の野菜 ③
前回に続いて、2月の野菜のようすを紹介します。
* 渡良瀬橋ブログ「資料集」自然いっぱいコーナー!
と、あわせて御覧ください。
<サヤエンドウ>
サヤエンドウ:マメ科 ヨーロッパ原産
品種名:「絹さやえんどう」(トーホク)
ツルあり種で、皮が柔らかいサヤエンドウです。
昨年の、11月中旬にまきました。
越冬するには、ちょうどよい草丈に成長しています。
また、マメ科の野菜たちは、ちょっとした栽培のポイントがあります。
しかし、これだけは覚えてしまえば、大丈夫です。ご安心を!
詳細は、わたらせばしブログ「資料集」をどうぞご覧ください。
詳しいお話は、追々させていただきますね。
あまり、ややこしい話は、やる気を損ねます。
ポイントさえおさえておけば、大丈夫です。
ここで、もう一つのポイントして、
野菜の科目を覚える習慣をつけるということです。
簡単です。科目は、それほど多くはありませんから。
要は、同じ科目の野菜を続けて植えない、ということです。
ここでは、このシリーズで扱っている野菜の科目をまとめておきますね。
忘れても心配しないでください。
栽培シーン毎に、説明していきますからね。
アブラナ 科・・・ブロッコリー、かき菜、キャベツ、ハクサイ、ダイコン
キ ク 科・・・シュンギク
マ メ 科・・・サヤエンドウ
ユ リ 科・・・ネギ (他説あり) アスパラガス
* 詳細は、こちらをご覧ください。
<ネギ>
ネギ:ユリ科 シベリア原産
品種名:不明 「子持ちネギ」
このネギは、今から30年前に、知り合いからいただきました。
「えっ!」と、不思議そうな声が伝わってきそうですが、
もちろん、今のネギは、その子孫です。
4月ころになってから、株を掘り起こし、枯れ葉をとりながら、
1本ずつに株分けします。そして、5cm(畝の長さによる)間隔をあけて、
植え替えます。
そして、秋になるまでに分けつ繰り返し、数本の株に育ちます。
「ネギとってきて!」台所からのオーダー?により、適宜、抜いて利用します。
「○○!ガムテープ買ってきて!」というラジオ番組の感覚ですね。
このネギの特徴は、種をまく手間がなく、それこそ永遠に、
世代交代ができるということです。
(他のネギに比べ、少し香りが少ないようですが)
今度、植え替えの時期になったら、その手順と方法について
御紹介していきますね。
<ダイコン>
ダイコン:アブラナ科 ヨーロッパ原産
品種名:「あまうまダイコン」(サカタ交配)
今は、葉がなくなってしまい、心配な画像ですが、
極上の味わいが楽しめます。
秋ごろは、葉が青々としていました。
この葉も、いろいろな料理に使えます。(無農薬なので安心です)
しかし、どうしても首の部分は、寒さでいたみがちですから、
調理の際、いたんだ部分を切り落とします。
この頃のダイコンは、柔らかくて、おでん、
ぶりダイコンによく合いますよ。
<アスパラガス>
アスパラガス:ユリ科 南ヨーロッパ~ウクライナ地方
品種名:アスパラガス(トーホク)
昨年の春に、種をまきました。
最初、種は箱にまいて、鉛筆の長さくらいになったころ、
ポットに植えて育てました。
肥料を好む野菜なので、
液肥や置肥を欠かさずに与えました。
現在は、茎も刈り取られ、休眠状態です。
一般に、アスパラガスは、種まきから収穫できるまで、3年を要します。すぐ収穫したい場合は、市販の大苗を購入すると便利です。
このアスパラガスは、4月になったら、畑に定植します。
そして、今年は、出た芽を食べずに、大きく育てましょう。
気の長い話ですが、アスパラガスは5年~10年近くまで、
収穫ができますから、このくらいの我慢はしかたないですね。
今まで、私の庭にある野菜たちの現況をお知らせしてきました。
これから春を迎え、いよいよ、園芸活動が始まる季節になりますね。
さっそく、ジャガイモを植えましょう。
次は、「ジャガイモの植え方」について紹介します。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
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Y/Kさん、コメントありがとうございます。 足利市内の八雲神社は、松田町と小俣町…
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S-様、ご質問ありがとうございます。 「かき菜の中心の茎を摘心・・その後、かき菜…
大変参考になりました。 質問です 中心の茎を摘芯しました。 そうしましたら、かき…
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m-tさん、コメントありがとうございます。 私もアンタレスの会員ですが、 ジムに…
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